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探偵が調査を失敗⁉よくある事例と探偵選びの3つのポイント

探偵が調査を失敗⁉よくある事例と探偵選びの3つのポイント

調査のプロである探偵ですが、すべての案件で結果が出せるわけではありません。中には「証拠が集められない」など、失敗してしまうケースもあります。今回は、よくある探偵の失敗談や調査費用の返金について、失敗を最小限にする探偵の選び方などを詳しく解説します。

探偵が調査に失敗することって多いの?

警視庁の「平成27年度中における探偵業の概況」によると、個人・法人を合わせて探偵業の届け出は5,667あると報告しています。日本全国にある約5,700もの探偵事務所や興信所の中には、「成功率100%」といった謳い文句を掲げたキャッチコピーも多く見られます。できれば成功率の高い事務所へ依頼したいですよね。しかし、調査の成功率が100%確実の保証はありません。そもそも、この数字は事務所側の価値観で変動できます。

探偵へ依頼するときに大切なのは成功率ではなく、調査の目的をしっかり伝え調査の満足度を高めることです。探偵事務所の中には、フランチャイズや経験の浅い調査員が対応することもあるでしょう。ひとつ言えるのが、調査内容によって経験の浅い探偵が対応すると失敗する確率が高い傾向があることです。

探偵によくある事例1:尾行の失敗

探偵の調査では、多くが尾行して証拠を集めます。尾行は探偵が一般人に紛れて、調査対象者に気づかれないように行うのですが、途中で予期せぬトラブルにより失敗で終わるケースがあります。

対象者を見失う

対象者を見失う失敗は、よくあるケースのひとつです。あらかじめ依頼者は調査対象者の「退勤時間、退勤ルート、服装、顔写真」などの特徴を伝えます。できるだけわかりやすく人物像を伝えますが、対象者が毎回同じとは限りません。

たとえば、次のようなことから対象者を見失ってしまうこともあるでしょう。

  • 早退により退勤時間が変わった
  • 退社する出口が反対側だった
  • 一度に大勢の人が会社から出てきた

探偵の人数や張り込む時間帯で、このミスは防げます。対象者を見失うとこの日の調査はできず、また別の日に改めて証拠集めをします。依頼者からすると、結果がわかるまで時間がかかってしまうのは、大きなデメリットです。

調査対象者に不審に思われ通報

できるだけ尾行は一般人に紛れておこないますが、時に調査対象者から不審者に思われてしまうケースもあります。対象者が走って探偵から逃げるならいいのですが、駅の中なら駅員に通報したり警察署へ駆け込んでしまう事例もあります。

不審に思われ通報されても、探偵はとくに悪いことをしているわけではないので、駅員や警察からの質問に答えても問題ありません。しかし、探偵の中には“通報された”ことに驚き、逃げてしまうケースもあります。不審者が逃げるのは、なにか隠していると判断されて大事になってしまう可能性があります。このような失敗は、経験の浅い探偵に多く見られます。

探偵が法的違反をした

プロの調査員である探偵も、気づいたら法的違反を犯してしまうケースがよくあります。法的違反で多いのが、次のような事例です。

  • 交通違反
  • 不法侵入

車で尾行しているとき、路駐で張り込むケースが多いです。駐車禁止スペースに車を止めて、気づいたら警察に駐車違反で処理されてしまうことがあります。

また尾行で多いのが、私有地への不法侵入です。
尾行は絶対に調査対象者にバレてはいけません。警戒心の強い対象者の場合、長い距離を知らない人がついてくると途中で走ったり急に振り向くことがあるでしょう。このようなとき、とっさに調査員が身を隠すため他人の土地に侵入してしまうことがあります。家主から不審者に思われて通報されてしまい、不法侵入として処理される可能性があります。

探偵によくある事例2:浮気調査で失敗

ここ最近、探偵の依頼で多い浮気調査。相手へ追求できる確かな証拠を集めたいところですが、残念ながら調査中に失敗してしまうケースも珍しくありません。

調査していることが対象者にバレた

浮気調査を対象者にバレることは、探偵の中で一番あってはならないことです。どんな状況で調査していたことがバレてしまうのかは、探偵側だけではなく次のようなことも考えられます。

  • 調査対象者が察知した
  • 依頼者が調査していることを伝えてしまう

依頼者が探偵へ浮気調査中であることを伝えるのは、よっぽどのことがあってでしょう。一番怖いのが、調査対象者に調査していることを悟られてしまうことです。

一般的に浮気をしている側は、友達などに事実を知られたくないと警戒して行動します。外で浮気相手と会うときは、周囲の行動を必要以上に注意していることでしょう。

このような状況での調査は、探偵側も警戒心を高めて行動しなくてはいけません。しかし、調査対象者がいつも後を付いてくる調査員を不審に思い、探偵社であることを悟ってしまうケースがあります。

浮気しているのは社内だけ

浮気調査の中でも一番厄介なのが、会社の中など探偵が調査をできない場所で浮気相手と密会しているケースです。

調査対象者が屋外で浮気相手と会う場合、必ず何らかの形で証拠を集められます。たとえば、2人でタクシーに乗り込んだりホテルに入るなど、2人で会っていたところを写真に収められます。

しかし、会社内など一般人が入り込めない場所での密会は、証拠が思うように集められません。調査員も頭を悩ませる案件です。

最近は最新型盗聴器などで、隣接する部屋から浮気相手との会話など集めることもできますが、盗聴できる場所がなければ行動に移せません。
浮気している可能性はあるけど、確実な証拠を掴めず失敗に終わってしまうケースがあります。

探偵の調査失敗による最悪な結末とは

探偵事務所への依頼で多いのが浮気や不倫による調査内容です。依頼者はできるだけ証拠を集めて問題を解決したいので、さまざまな探偵事務所や興信所を比較していることでしょう。

しかし依頼先の探偵が調査上でミスを犯し、失敗という最悪な結末を迎えてしまうことがあります。ただ証拠が集められなかっただけの失敗ならまだしも、浮気調査をしていたことをパートナーに知られてしまったら・・・。実際にあった、探偵の調査失敗による最悪の結末が次の2つです。

裁判所で調査報告書が通じなかった

時間をかけてじっくり調査を行い、探偵がおこなった調査でも証拠が掴めたはずなのに、裁判所で調査報告書を認めてもらえないケースがあります。

調査報告書は「浮気をしています」という事実を突きつけられる証明書です。

しかし、この調査報告書の内容が不十分の場合、浮気していた事実を裁判所は認めません。

このような状況に陥る原因は、探偵事務所が調査をしていなかったり調査報告書の書き方がわからない場合に起こります。

調査報告書は協議離婚などで使うため、正確な書式で作成しなくてはいけません。認められないと時間も費用もムダになってしまいます。

問い詰められ険悪な関係へ

探偵への調査依頼が、対象者に知られてしまうケースもあります。すると依頼者が調査対象者から問い詰められる可能性がでてきます。依頼者が女性の場合、暴力など受けるケースもよくある話です。

また、ただ浮気の事実を知りたいだけなのに、探偵へ依頼が原因で別れの選択を強いられることもあるでしょう。探偵の調査失敗はそれまでですが、調査対象者にバレると人生すらガラリと変わる可能性がありますから、絶対に避ける必要があります。

もし探偵が失敗したら返金してもらえる?

探偵事務所によって対応が違います。一般的に調査費用の返金対応は、大きく分けて次の3パターンでおこなわれます。

  • 一切返金なし
  • 未調査分のみ返金
  • 全額返金

どこまでの調査で失敗してしまったのか、失敗の原因が探偵側か依頼者側かでも大きく変わります。

よくある失敗談と返金対応をいくつかご紹介します。

失敗談 失敗した側 返金対応
尾行がバレた 探偵者 ・調査した分だけ請求
・残り調査分を返金
・全額返金
探偵への依頼を対象者に言ってしまう 依頼者 ・全額支払う
証拠が見つからない どちらでもない ・全額支払う
対象者を見失った 探偵者 ・調査した分だけ請求
・残り調査分を返金
・全額返金

状況によって全額支払うまたは一部返金や全額返金があります。調査失敗の原因がどこにあるのかで返金が異なります。契約前に、このポイントはしっかり確認しておきましょう。

失敗談から学ぶ!正しい探偵の選び方

探偵への依頼内容によって異なりますが、浮気調査だと平均40万円前後の費用が発生します。もちろん、失敗しても全額支払うケースもあります。今回お伝えした失敗談のようにならないためにも、探偵事務所や興信所の選び方は慎重におこないましょう。探偵事務所を探すときは、必ず次の3つのポイントに気をつけてください。

  • 明確な料金表示がある
  • 調査の計画表がわかりやすい
  • 調査実績が多い

調査料金は調査員1人あたりで計算するところが多いです。今回の依頼に必要な調査員の数や一日の調査時間など、明確な料金表示があるか確認しましょう。またどんなスケジュールで調査を行っていくのか、計画表でわかりやすく伝えてくれる部分もポイントのひとつです。

契約書へサインする前に、これまでの調査実績の数やどんな事案を得意としているのかもしっかり確認しておきましょう。

まとめ|探偵が失敗しないために準備が大切

探偵調査の成功率は100%ではありません。予期せぬトラブルによって失敗してしまう可能性もあります。依頼した調査を失敗しないためにも、こちらでできる準備(浮気調査なら対象者の顔写真など)や探偵事務所の選び方に気をつけることが大切です。

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