- 浮気や不倫の調査をする
浮気(不倫)の制裁で最適な方法と5つの注意点を解説
浮気相手を苦しめたいと考える方は多いかもしれませんが、行動によっては逆にあなたが訴訟や逮捕をされる可能性があります。
そのため、記事でも解説していますが証拠を集めた上で弁護士に依頼し、慰謝料などを支払わせるのが最もおすすめの制裁です。
相手は浮気の代償に高額な慰謝料を支払うことになりますし、場合によっては財産や給与の差し押さえも可能です。
浮気相手を苦しめたいと考えている方は復讐や嫌がらせなど早まったことはせず、弁護士を介し慰謝料の請求をしましょう。
この記事の目次
浮気(不倫)の制裁で最もダメージが強いのは?
浮気した夫や妻、浮気相手へ制裁をしたい場合、合法的かつ最もダメージが強いのが次の2つです。
- 慰謝料を請求する
- 浮気相手を訴える
慰謝料を請求する
浮気相手と決着をつけるために、慰謝料の請求はもっともおすすめです。
お金での解決は合法的な制裁で、相手に与えるダメージや苦しみも大きい方法と言えるでしょう。
浮気相手へ「謝ってください」や「二度と会わないでください」と伝えても効果がありませんし、浮気された側もスッキリしませんよね。
慰謝料といってもその場で負担にならない金額を支払って終わりではなく、弁護士にお願いして「二度と浮気したくない」と思わせるような請求が必要です。
浮気相手を訴訟する
浮気相手が慰謝料請求に応じないときは、裁判所へ訴える準備をしましょう。
裁判と聞けば、浮気相手も必ず慰謝料請求に耳を傾けます。弁護士の名前に弱い方は多いので、こちらのダメージを最小限に抑えつつ最大の制裁を加えられます。
浮気の慰謝料相場は?
浮気による慰謝料は、一般的に最低で50万円、最高で300万円までといわれています。
状況によっては300万円以上の慰謝料請求に成功した人もいますが、精神的苦痛や浮気が原因による健康被害など証拠を用意する必要があるでしょう。
裁判沙汰になったとしても数千万円の慰謝料請求は、芸能人でもない限り難しいでしょう。
慰謝料が相場より高くなるケース
これまでの浮気による慰謝料請求で、高く支払われるケースをいくつかご紹介します。
- 家庭円満だった生活を崩壊させられた
- 婚姻歴が長く再婚による新生活が難しい
- 家庭を壊す目的で浮気相手が近づいた
- 浮気相手が事実を認めず拒否し続けている
- 注意したのに同じ人と浮気を繰り返す
これらすべてに証拠が必要ですが、浮気相手が家庭円満な生活を壊すために夫や妻に近づくケースもあります。こういった浮気相手側の悪意は、高額請求の対象になりやすいです。
慰謝料がもらえないケース
浮気をされたのに、逆に慰謝料が貰えないケースもあります。こういったケースは、次のような状況で多く見られます。
- 配偶者が浮気相手に独身と嘘をついて浮気をした
- 脅されて浮気をしていた
- 浮気相手の個人情報を第三者にバラした
- 自分も浮気して仕返しをした
どのような状況で浮気をしたのか、また浮気された側の行動によって慰謝料請求できない可能性があります。
その他の浮気に対する制裁方法
夫が浮気した場合の制裁
慰謝料の請求以外で、浮気(不貞行為)に対する制裁方法がこちらです。
- 下着を真っ白なブリーフに変えた。そしてお尻にサインペンで大きく名前を書いた。(30歳/主婦)
- あそこの毛を半分だけカミソリで剃ってもらった。浮気防止に最適です。(34歳/会社員)
- 味噌汁の鍋の中にわざと夫のスマホを入れて煮込んだところ、夫が慌てて救出していました。結果、データが飛び故障。(28歳/パート)
- 職場の同じ課の人たちに浮気していることを伝えました。職場ではスタッフからの監視、家では私からの監視でスッキリ。(25歳/会社員)
- 自営業の夫が部下の女と浮気。従業員にすべて話して浮気女の居場所をじわじわと無くしました。(29歳/主婦)
あえて浮気相手には制裁を加えない妻が多く、夫だけに精神的な苦痛を与えているようです。
中には夫が働く職場に浮気した事実を伝えるなど、社会的制裁を加える人もいました。
同じ職場の人と浮気しているのを苦痛に感じたのが原因ですが、浮気を職場にバラすのは下手をするとこちらが「名誉毀損」で訴えられる可能性があるので注意しましょう。
妻が浮気した際の夫(旦那)の制裁
妻の浮気は夫がするよりもバレにくく、浮気の事実を知った頃には肉体関係を持つドロドロな状況もよくある話です。
浮気する妻に多い制裁方法がこちらです。
- スマホを没収。二度と出会い系や浮気相手と繋がらないようにインターネットと外出を禁止しました。(32歳/会社員)
- 家計管理や一日の行動など、すべて自分で把握できる環境にしました。なにも信用できない…(36歳/自営業)
- GPSとスマホのリモートで行動を見ています。専業主婦でも浮気することに、未だに驚きを隠せません。(40歳/会社員)
- 浮気していることを知ったときに思わずビンタしてしまいました。それから妻の目立つ行動が止まりました。(31歳/会社員)
- 目の前でスマホを壊しました。壊してからもったいないと思うようになりましたが、妻は結構堪えたみたいです。(34歳/会社員)
妻の浮気に思わずスマホを壊す、ビンタするなど精神的と肉体的ダメージを与える夫を多く見かけます。
また、妻の行動をGPSなどで監視するなど、機械に強い男性はこの手の制裁が多いです。
浮気(不倫)の制裁をする際の注意点
妻や夫の浮気に制裁を加える家庭は少なくありません。
しかし、制裁によって関係が大きく崩れてしまったり、浮気(不倫)をしていない側が悪者になってしまうケースもあります。
特に気をつけたいのが「社会的制裁」です。以下に制裁をする際の注意点を紹介していきます。
- 証拠不十分な段階で浮気を問い詰めない
- 浮気していなかった場合、逆に訴えられる
- 第三者やSNSで浮気の事実を晒さない
- 暴力や物品の破壊はしない
- 行動制限による制裁は逆効果になる
- 別居による制裁は浮気を繰り返されやすい
- 浮気返しをすると配偶者と修復不可能な関係になる
証拠不十分な段階で浮気を問い詰めない
浮気について夫や妻を問い詰めるときは、探偵などに依頼しホテルに入っている写真や、浮気の音声データなど確かな証拠を集めてからにしましょう。
スマホを肌身離さず持っていたり、帰宅時間が最近遅いだけで浮気をしていると問い詰めるのは控えましょう。
「浮気しているでしょ!」と問い詰めたものの、証拠が不十分なせいで「どこにそんな証拠があるんだ!」と怒られたり、最悪離婚になってしまうケースは珍しくありません。
本当に浮気をしていたとしてもそれを立証できる証拠がなければ、逆にこちらが名誉毀損やモラハラで訴えられるリスクがあります。
また、浮気の証拠が出てこない場合、本当に浮気をしていなかったケースも数多くありますので注意して下さい。
浮気していなかった場合、逆に訴えられてしまう
万が一浮気をしている事実がなかったり、浮気相手を勘違いしていた場合も名誉毀損で訴えられてしまうので注意しましょう。
そのため、浮気の制裁として慰謝料の請求や行動の制限をする前に、探偵に依頼するなどして必ず証拠を手に入れておきましょう。
第三者やSNSで浮気の事実を晒さない
間違っても制裁として知り合いや職場の人間といった第三者に浮気した事実を広めたり、SNSで「旦那が◯◯と浮気していた」と晒さないようにしましょう。
こちらも名誉毀損となるリスクがあり、場合によっては配偶者が仕事を続けられなくなり失職する可能性もあります。
暴力や物品の破壊はしない
浮気の制裁として手を挙げる・物を壊すことだけは絶対に避けましょう。
いくら浮気をしていたとはいえ、暴行罪や器物破損罪に問われてこちらが逆に訴えられる可能性があります。
行動制限により浮気心が高まる
浮気の制裁として「次浮気したら◯◯します」や「毎日スマホをチェックします」「飲み会は一切参加せず毎日直帰します」など、行動制限をするケースも多いです。
これらを「行動制限による制裁」といいますが、浮気した側にとって窮屈な生活を強いられることになるため、あまりにも強く制限してしまうと「自由になりたい」「浮気したい」「ルールを破りたい」といった心理が高まります。
過度な行動制限は浮気がバレた直後は良くても、多大なストレスがかかるのでほとぼりが冷めた頃にまた浮気される可能性が高いと言えます。
別居による制裁は浮気を繰り返されやすい
浮気した夫や妻の顔を見たくない一心で、制裁として別居をする方も多いです。
別居する・しないは自由ですが、浮気をしている時点で配偶者に対する愛情が冷めていることが多いため、一度家を出てしまうとどんどん家族から気持ちが離れてしまうでしょう。
また、別居すると浮気相手と会える時間が増えるので、再び浮気が繰り返されるやすいです。
浮気返しをすると配偶者と修復不可能な関係になる
浮気に対する制裁として、同じように自分も浮気して仕返しする方もいます。
一見すると正当性がありダメージの大きな社会的制裁に感じますが、これは逆効果です。
制裁のためとはいえ、浮気をしてしまうと、相手にこちらを責める正当性を与えるだけでなく、離婚や慰謝料請求といった制裁ができなくなる原因になります。
浮気の仕返しは一時的にスッキリした気持ちになりますが、後から自分の首を締めかねない行動のひとつなので気をつけましょう。
浮気(不倫)の制裁を加えた家庭はどうなる?
浮気(不倫)の制裁を加えた家庭は、その後どうなっているのでしょうか。妻や夫が浮気した経験のある家庭のその後について、口コミから一部ご紹介します。
- 話し合って仕事帰りは真っ直ぐ帰るように制裁を加えたのに、結局2回目の浮気が発覚しました。(夫が浮気/29歳)
- 子供も居るので離婚せずにやっていこうという話で落ち着きました。今は優しい夫です。(夫が浮気/32歳)
- 浮気がバレて私が怖くなったのか、今はあの頃が嘘のような日々を過ごしています。(妻が浮気/34歳)
- 浮気相手とも話し合い、最終的に妻は相手の元へ行くことになりました。(妻が浮気/30歳)
- 子供を捨ててまで浮気相手と一緒になった妻の神経がわかりません。離婚して正解だと思いました。(妻が浮気/28歳)
浮気の制裁を加えた後、普段通りの生活に戻る家庭もあれば、残念ながら別れてしまうケースもあります。妻や夫がありながらの浮気は決して許されることではありません。
しかし、過度な制裁によって浮気した側がストレスになり「別れ(離婚)」を考えてしまうこともあるでしょう。
浮気をすることは悪いことですが、制裁の仕方によって相手を精神的に苦しめてしまう可能性があります。
浮気(不倫)の制裁で最適な方法と注意点まとめ
浮気の制裁としてスマホを壊したり、暴行を加える、職場以外の寄り道を一切禁止させるなど過度な行動制限をする方法を取る人がいますが、これらの社会的制裁は逆に訴えられたり、浮気を再発させる可能性があります。
浮気(不倫)に最適な制裁は、合法かつ金銭的に多大な被害を与えることが可能な慰謝料請求です。
そのためには浮気をしている確固たる証拠が必要となりますので、まずは探偵に浮気調査を依頼して証拠集めをしてもらうことをおすすめします。
依頼前には必ず、引越し業者のように複数の探偵事務所に相見積もりを依頼し、料金が安く信頼できそうな事務所に調査を頼みましょう。
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