探偵の仕事
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探偵の張り込みを撃退する方法は?

探偵の張り込みを撃退する方法は?

探偵がご自身を調査していることを明らかにしたいとき、じつは尾行よりも張り込みのほうが見えやすいといえます。尾行は動いた状態ですが張り込みは止まった状態ですから、どこにいるのか見つけ出しやすいのです。主に探偵の張り込みには、車張りと立ち張りが存在します。

探偵の張り込みを撃退できるか?

探偵にマークされてしまったら、用心するのは尾行だけではなく、張り込みも気をつけなければなりません。むしろ張り込みこそが尾行に比べて、探偵が自分をマークしているのかどうかを知る機会になるでしょう。というのも尾行するにしても、まずはターゲット(調査対象者)を捕捉するところからはじまります。そのため尾行を始める第一段階として、探偵はターゲットの自宅や勤め先の付近で張り込んでいるわけです。

そんな張り込み段階で探偵を見つけ出し、これを撃退できれば、探偵は尾行も出来なくなります。探偵にマークされて困るような事情をお持ちの方にとって、苦労して尾行を撒く工作をしなくて済む分、効率が良くなるといえるでしょう。
探偵の張り込みを撃退する方法はひとつです。それは
“張り込みしている探偵を見つけること”
になります。

自宅でも勤め先の職場でも、その付近でこちらを監視していると思われる相手を特定するわけです。あとはその相手に
「アンタたち、何してるの?」
と自分で直接接触しても構いませんし、警察に通報して追っ払ってもらうなど、相手にその場から立ち去ってもらえれば、張り込みの撃退は完了となるでしょう。

探偵の張り込みを見抜くためには探偵のテクニックを知ろう!

探偵は調査の為に張り込みをしますが、目的は大きく分けて

  • 素行調査
  • 浮気調査の尾行待ち

になります。

探偵の仕事は“調べること”ですが、別に浮気調査ばかりとは限りません。張り込みが必要な調査で代表的なモノは素行調査です。依頼人が指定するターゲットの行動を密着監視し、その内容を報告します。依頼人が親の場合、子供の婚約相手が気に入らないなどの理由で、その婚約者をターゲットにして探偵に調査を依頼するケースがあります。婚約者の“隠れた秘密や乱れた私生活”といった実生活の状況を洗い出し、子供に結婚を諦めさせるネタを探そうとするわけです。

同じく過保護な親が一人暮らしをしている子供の生活が心配で、探偵に子供の素行調査を依頼することもあります。いずれにしても探偵を雇って調査をするということは、結構お金のかかることです。そうした依頼をするのは富裕層で、関係者からは「親バカ」と陰口を言われているような人たちでしょう。

そして浮気調査でも張り込みが必要です。ターゲットが浮気をしている証拠を掴むには、ターゲットを尾行して浮気相手と逢って、明らかに浮気をしたとしか言えない事実を押さえなければなりません。ということはターゲットを尾行する為に、自宅や勤め先でターゲットが“行動を開始する”まで、張り込みしなければならないわけです。

またターゲットと浮気相手が逢うところまで押さえたとしても、
「ただ逢っていただけ」
という言い訳ができないような証拠も押さえる必要もあります。だから探偵は浮気相手の自宅やラブホテルなど、“ただ逢う以上のこと”をしていたとしか思えないような証拠写真(あるいは動画)を押さえるために、その“現場付近”で二人が入ってから、出てくるまで張り込みます。

張り込みは2パターン。車内で行うか、単身で行うか

そんなわけで、探偵にとって張り込みというのは尾行と並んで、基本的かつ重要なモノなのです。張り込みの方法は、

  • 車に乗って行う
  • 単身で行う

という方法に大別されます。

近所のアパートなどに部屋を借りて、そこで張り込みをするという方法もあるといえばあるのですが、そんなコストの掛かる方法で張り込みをする探偵は滅多にいません(その方法を探偵が提案しても、普通は依頼人が許可しない)。
もし近所のアパートや貸家から、こちらを見張っている人物を発見したとしたら、それはおそらく探偵ではなくストーカーか、“警察の刑事”です。

張り込みの基本!“車張り”は、車に乗っての張り込み

探偵が行う張り込みの基本は、ターゲットの自宅や勤め先の付近に車を駐車して張り込む、通称“車張り”と言われる方法です。素行調査にしろ、浮気調査にしろ、依頼人と契約してターゲットを張り込むことが決定すれば、探偵はまず現場付近を調べます。そこで車を長時間駐車していても問題のない場所を選ぶわけです。

場所が決まったら、探偵はそこに車を止めて張り込み、ターゲットの動向や外出をチェックするわけですが、そう楽な仕事ではありません。確かに雨露は防げますが、エンジンを掛けっぱなしで長時間の駐車は出来ませんので、エンジンは切って張り込みをします。つまりエアコンが使えませんから、暑さ寒さには耐えなければならないのです。

出入り口付近に不審車が止まっていたら、張り込みの可能性あり

そんな探偵の車張りを発見する方法ですが、それほど難しくはありません。尾行されてはまずい様な用事がある時は、まず行動を開始する前に自宅や勤め先から外に出て、歩いて周囲を観察します。出入り口が見える場所に、見慣れない車が停まっていたら要注意です。後部座席の窓にスモークが貼ってあるなど、車内が除きにくい車とか、エンジンもかけないで車内に誰か居る場合は、探偵が車張りをしている可能性が高いと思った方がいいでしょう。

昔と違って最近は、結構な街中でも路上駐車が何時間も出来る場所は減ってきました。だから注意するのは路上だけではなく、駐車場も要チェックです。駐車場に止めていて、車内に人が居るのに発車もしなければ、車を降りるわけでもないといった車は怪しいといえます。

車を凝視、ナンバーをメモするなど車張りに気づいた様子をアピール

そんな車を見つけた場合の対処法ですが、すぐに出来ることは、不審そうな目で車を凝視、出来れば車のナンバーを記録することです。ホントにメモするといいのですが、“フリだけ”でも構いません。要は探偵に
(ターゲットに気づかれた)
と理解させることが重要なのです。

直接声を掛けるという方法もありますが、プロの探偵であれば、その場を誤魔化す対処法を身につけていますので、うまくかわされてしまうでしょう。
そして一旦出てきた自宅(また勤め先)に戻り、しばらく待ってから再び周りを歩いて観察します。目をつけた車が消えていれば、探偵は張り込みを諦めて撤退した可能性が高いと考えていいでしょう。

最終的には警察に通報。110ではなく、最寄りの交番や警察署がおすすめ

そしてまだ車が停まっているようであれば、警察に電話をして
「近所に不審な車が停まっている」
と通報します(この場合は「110番」ではなく、最寄の警察署がオススメ)。通報して暫くすれば警察官がやって来て、車を追っ払ってくれるでしょう。もしかしたら自分とは全然関係がなく、別の用事があって駐車している“ただの一般人”かもしれません。駐車しているだけで、警察に逮捕されるようなことはありませんので、安心して通報してください。

街角に立って張り込みをするのが“立ち張り”!

探偵が乗り物などに乗らず、単身立ってターゲットを張り込むのを、通称“立ちんぼ”とか“立ち張り”と言います。路上駐車が好き放題できた“昭和の時代”とは違い、駐車違反だけで1万円を超える罰金(反則金)がふんだくられる現在、市街地はもちろんのこと、結構なド田舎でも、路上駐車をしている車は少なくなりました。

これは探偵にとって迷惑な話で張り込みをする場合、車張りが出来るポイントが極端に少なくなってしまったのです。だからといって張り込みをしなければ調査は出来ません。そこで車などの乗り物一切を使わず、単身で張り込みを行う立ち張りが今でもよく行われます。屋外に突っ立って張り込みを行うことから、まんま立ち張りと呼ばれます。ターゲットの監視が出来ればいいわけですから、公園のベンチに座って張り込みを行う場合も珍しくはありません。

むしろベンチであれば、長時間そこに居ても不審に思う人は少ないので、探偵にとって好都合でしょう。ただどちらにしても張り込む場所は屋外です。暑さ寒さはそのまま襲ってきますし、雨も雪も直接当たることになります。もちろん季節に合った衣服は着ますし、傘をさして雨や雪を凌ぐのは当然ですが、車などの乗り物に乗らず、身体を晒すのは結構キツいものです。

長時間、同じ人が立つ不審さ。探偵を交代しながら張り込みしています

そんな立ち張りが車張りに比べてバレにくいかというとそうでもありません。1ヶ所にずっと立ち止まっているのいうのは、実は結構目立つのです。街中だと歩行者は無関心ですが、近所の店舗で働いている人とかに
(あの人、ずっとあそこに立っている…)
と不審に思われてしまいます。

ましてや住宅街の中で立ち張りをしていたら、ただ立っているだけで、ものすごく目立つ存在になるわけです。そのようにターゲット以外の人間から不審の目を向けられないように、探偵は様々な工夫をします。たとえば、二人以上のメンバーで交代時間を短くし、交代するたびに変装を変えて、同じ人間が同じ場所にいるという印象を与えないようにする方法です。

張り込みにくい環境で行われる「点張り」とは

あるいは立っているだけで怪しまれかねない住宅街の中での張り込みを諦め、ターゲットが外出した場合、必ず通る道で尚且つ人通りが多くて立ち張りがバレにくい場所を数箇所ピックアップします。その全箇所(といってもリアル現場では2、3箇所)に探偵を配置して張り込むのです。この方法は“点張り”と呼ばれています。

立ち張りを見つけ、撃退する方法は車張りの方法と同じです。探偵に尾行されては困る用事がある日は、行動を起こす前から、何度も自宅(勤め先)から一旦外に出て、周りを観察しながら歩き回ります。そして同じ場所を動かずに立ち止まっている人物が居ないかをチェックするわけです。

メンバーチェンジしていたり、服装を着替えていたり可能性がありますので、チェックするポイントは“同じ場所に居る”という点になります。いくら人や服装が変わっていても、同じ日に同じ場所にずっと居座っているという行為は相当怪しいのです。そんな人物を見かけたら、
「何をしているんです?」
と直接話しかけてみましょう。探偵であれば、適当な言い訳を用意していますが、とりあえずその場からは去っていくでしょう。

怪しい人物を追っ払ったら自宅(勤め先)に戻り、暫くしてからもう一度周りをチェックして誰も居なければ、とりあえずその日は張り込みを諦めたといえます。ただ探偵側は点張りをしている可能性もありますので、不審人物を一人見つけて追っ払ったとしても安心は出来ません。また尾行を前提にして、別働班が車張りをしている可能性もありますので、十分用心して行動しましょう。

まとめ~張り込み撃退は“かくれんぼ”と一緒?探偵を見つければ勝ち!

張り込んでいる探偵を撃退する方法は、“探偵を見つけること”です。ある意味自分が鬼になったかくれんぼと同じだと思ってもらって構いません。違法駐車や不審者に社会は厳しくなっています。そんな中でターゲットに気づかれることなく、張り込みをしなければならない探偵というのは大変な仕事ですが、自分がターゲットの場合、同情する必要はありません。

確実に張り込みをしている探偵を見つけ出し直接追っ払うか、警察に通報すれば探偵は撤収します。ただ張り込みを追っ払ったからといって、安心してはいけません。追い払えたのは“張り込み部隊”だけで、ターゲットを尾行する“尾行部隊”は健在と考えたほうがいいでしょう。つまり探偵の張り込みを撤収させた日も、尾行をされたらまずい用事があるならば、“尾行を撒く方法”もちゃんと実践する必要があるということです。

そこまで苦労して探偵の調査をかわしたくないのであれば、一番安全な方法は、
“しばらく浮気相手と逢うのをやめる”
というのが一番でしょう。探偵の調査費は決して安いモノではありません。

リアル浮気調査は、事前に依頼人と探偵が相談し、“浮気しそうな日”を絞り込んで、短期集中で行うというパターンが多くなります。逆に言えばしばらく浮気をしなければ、探偵の調査は空振りに終わるということです。半年とか1年といった長期間にわたって浮気調査し続けることが出来るような余裕のある人は別として、パートナーが自分の浮気を疑い始めたら、しばらく浮気相手と逢わないようにするのが一番の探偵対策だといえます。もっともホントはそれを機会に、浮気相手とスッパリ別れるのがいいのですが…

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