探偵の仕事
  • 人探し・家出調査
15786view

迷子のペットが見つからない理由と対処法|ペット探偵でも見つからない場合は?

迷子のペットが見つからない理由と対処法|ペット探偵でも見つからない場合は?

迷子のペット(犬・猫)探しが見つからない理由

  1. 誰かが拾ってしまった
  2. 事故にあった
  3. 保健所に捕まった
  4. 業者が拾って売られたしまった
  5. 警察は本気で探さないから

迷子になった犬や猫などのペットが見つからないのは、主に上記の理由であることが多いです。

誰かが拾ってしまった

迷子のペットが見つからない理由として最も多いのが、犬や猫を見かけた誰かが拾ってしまったというケースです。

多くの場合はそのまま保護されたり、警察に連絡をしてくれるので、迷子のペットの身に危険が及ぶことは少ないです。

ただし、中には保護したものの情が移ってしまったり、捨てられた子と勘違いしてそのまま飼われてしまうケースもあります。

飼われてしまった場合、自力で見つけるのは非常に困難になるでしょう。

また、運が悪いと拾った人間に悪意があり、ペットが虐待をされている場合もあります。

首輪のあるペットを勝手に飼うと犯罪

なお、あまり認知はされていないのですが、首輪の付いたペットを勝手に自分の物にして飼うと「窃盗罪」になります。

首輪がない場合は自己責任な部分もありますが、もし首輪をつけているなら後述するチラシのポスティングにより、犯罪と知らず保護した人から連絡があるかもしれません。

事故にあった

誰かに拾われるケースに次いで多いのが、事故にあったことが理由で見つからないパターンです。

逃げ出したペットが迷子になった場合、道路に飛び出して車やバイクに轢かれてしまうケースは珍しくありません。

特に臆病な性格のペットだった場合、ふとした拍子に隠れていた物陰から飛び出してしまい、車に轢かれてしまいます。

保健所に捕まった

迷子のペットが周囲の住民に通報され、保健所に捕まってしまったせいで見つからないケースも多いです。

この場合は問い合わせをすれば迷子のペットが見つかりますので、まだ保健所に確認をしていない方は最寄りの保健所へ連絡をしてみると良いでしょう。

業者が拾って売られてしまった

あまり多くないケースなのですが、迷子のペットを狙った業者に拾われ、そのまま売られてしまう場合もあります。

この売られてしまったというのが見つからない理由の場合、残念ながら捜索しても見つけられる可能性は低いでしょう。

警察は本気で探さないから

ペットが行方不明になったら警察に連絡する人も多いと思いますが、残念ながら警察はペットを探さないので殆どの場合は見つかりません。

法的にペットは生き物ではなくモノとして扱われてしまうので、あくまでも財布や免許証の落とし物と同じく遺失物という扱いです。

家族の行方が判らなくなってしまった場合は警察に届出を出せば探してくれますが、ペットはあくまでも遺失物なので警察が積極的に探すことはまずないでしょう。

地方のヒマな交番の警察が、親切で空いた時間にペットを探してくれる事はあるかもしれませんが、それはあくまでもお巡りさんの善意なので警察に依頼したところで見つかる確率は低いです。

迷子のペット探しは見つかる?

結論から言うと、素人が自分で迷子のペットを探しても見つかる確率は低いです。

探しているペットが犬なのか、猫なのか、大きさや年齢はどれくらいなのかにもよりますが、無事に見つかる可能性は20%、良くて40%ほどです。

行方不明から日数が経つと加速度的に見つかる確率は下がる

また、これはペットが迷子になった当日に探し始めた場合の確率ですので、迷子になってから日数が経過していればいるほど見つかる確率は低くなります。

これは、日数が長引けば長引くほど行動範囲が広がり遠くに行ってしまうのと、前述した誰かに拾われたり、事故に遭ってしまう確率が上がっていくからです。

特に迷子のペットが猫の場合、元々いる野良猫に縄張り争いで負けて怪我をしたり、殺されてしまう確率もあります。

ペットの種類に関わらず、見つけたいなら即日に動いたり、ペット探しのプロである探偵に依頼する必要があるでしょう。

ペット探しを得意とする探偵なら見つかる確率は70~80%

逃げ出したペットの心理や、場所のノウハウを持っていない素人と違い、ペット探しのプロである探偵であればおおよそ70~80%ほどの確率でペットを見つけることが可能です。

ただ、これはあくまでもペットが居なくなった当日に依頼をした場合の確率なので、ペットの犬や猫いなくなってから既に数日が経過していた場合、プロである探偵であっても見つけられる確率は下がってしまいます。

また、探偵の中には「90%の確率でペットを見つけられます」「発見率99%です」と謳っている事務所もありますが、これは誇大広告である可能性が高いので注意しましょう。

テレビで何度も取り上げられるような全国を見てもTOPのペット探偵でさえ、発見率は80%と言われています。

「99%発見できます」と言われると思わず依頼したくなりますが、結局見つからず高額な費用だけ請求される可能性が高いです。

本気でペットを探すなら探偵が最適なのですが、誇大広告の詐欺染みた事務所には依頼しないよう気をつけて下さい。

評判の良い探偵社はこちら

リアルタイム報告が人気!抜群の調査力と安心の低価格を誇るプロ集団
特徴
  • カウンセラーや弁護士などの専門家も提携
おすすめ
  • 全国対応
  • 24時間対応

お電話で無料相談

メールでのお問い合わせ

迷子のペットの捜索方法

既に行っている内容もあるかもしれませんが、迷子のペットを見つけるための方法を紹介していきます。

もしまだ実践していない内容があれば、今すぐにでも試してみましょう。

もう一度家の中、周辺の徹底的に探す

既に何度も家の中を探したとは思いますが、行方不明のペットが見つかるパターンとして非常に多いのが、実は家の中や周辺に隠れていたケースです。

洗濯機の中やベッドの下など思わぬ所に隠れていたり、いつの間にか帰巣本能で庭に戻ってきて隠れていた、というパターンは珍しくありません。

特に普段ペットを叱る時に「◯◯、ダメでしょ!」と名前を呼んでいた場合、ペットが「飼い主が名前を呼んでる=見つかったら怒られる!」と勘違いし、隠れてしまいます。

そのため、普段ペットを怒る時に名前を呼んでいる場合は、探す際に強めに名前は呼ばず、好物などを持って優しい声で探すと良いでしょう。

保健所に確認する

迷子のペットが犬や猫だった場合、一般人が見つけるとまず保健所に連絡をすることも多いので、改めて保健所に確認をしてみましょう。

既に問い合わせをしていても、その時は届けられていなかったが、再度問い合わせをした時には届けられている可能性があります。

そのため、今一度自分の地域の保健所に連絡をしてみると良いでしょう。

参考:厚生労働省 全国の保健所管轄区域の案内

自治体によっては、ネット上で保健所で保護したペットの情報を「収容動物情報」として、リアルタイムで公開していることもあります。

ペットを飼っている人間であれば保護をしてSNSや掲示板で飼い主を探すこともありますが、一般的には保健所に連絡をするので定期的に確認した方が良いです。

参考:東京都動物愛護相談センター 収容動物情報

警察に確認する

保健所でなく、取得物として交番や警察署にペットが届けられているケースもあります。

犬や猫といったペットは法律上は「モノ」ですので、警察には取得物として届けられます。

そのため、警察に確認をしてない方は最寄りの交番、そして居住地の周辺を管轄している警察署に連絡してみましょう。

大きさによりますが犬であれば1日2kmほどしか移動しないので、行方不明になったばかりであれば近くの警察署に問い合わせればOKですが、日数が経っている場合は離れた地域の警察署にも念の為確認をした方が良いでしょう。

病院に確認する

ペットが迷子になっている最中に事故や動物虐待に遭ってしまい、病院に運ばれているケースもあります。

そのため、まだ確認をしていない方はお近くの病院にも確認してみると良いでしょう。

清掃局に確認する

答えによってはかなり落ち込む事になると思いますが、ペットが見つからない場合は清掃局に確認をしても良いでしょう。

あまり考えたくないと思いますが、ペットが既に事故に遭っており、清掃局に回収されている場合もあります。

そのため、確認をすることで、よくある「行方不明になった後も忘れられず、10年間探し続けた」という風に、ペットの行方で悩み続ける心配はなくなります。

ペット探しのチラシを作成して配る

印刷会社に依頼してペットを探しているチラシを作成し、周辺の住宅やお店に配るのも一つの手です。

チラシは個人で印刷をすることもできますが、雨が降ると文字が滲んだり、日光で色褪せしやすいのでおすすめしません。

本気で探すなら多少のお金はかかりますが最寄りの印刷会社や、ペット探しのチラシ専門の会社に依頼した方が良いでしょう。

参考:迷い猫や迷い犬探しのチラシ・ポスター制作専門店の迷子ペット.net

チラシはできるだけ不特定多数の人の目についた方が良いので、可能であれば近所の郵便局やスーパー、銀行、町内会の掲示板などに貼ってもいいかダメ元でお願いしましょう。

また、周辺の住宅にポスティングをしたり、ペットが集まる公園で飼い主にチラシを配ると、同情や共感してもらいやすいので見つけてもらえる可能性が上がります。

迷子のペット探しのチラシのポイント

チラシを作成する際は、見つかる可能性を少しでも上げるため以下のポイントについて記載するようにしましょう。

  1. ペットの種類や性別、マイクロチップの有無
  2. ペットの名前
  3. ペット特有の特徴
  4. 失踪した場所と時間帯
  5. 謝礼
    →謝礼はトラブルや偽情報にも繋がりやすいので、「発見に繋がった情報をくれた方」「心ばかりのお礼(現金と明記しない)」と記載した方が良いでしょう。
  6. 偽名と連絡先
    →住所はトラブルのリスクがあるので記載しないようにして下さい。
  7. もぎり(千切るミシン目など)を入れる
  8. 首輪のついたペットを飼うと犯罪になる

チラシを電柱に貼るのは犯罪なので注意

なお、よく電柱にペット探しのチラシが貼っているのを見かけますが、正式な許可がなければ軽犯罪法の違反になります。

自分でやるのはもちろん、依頼した探偵が貼るのも違法行為となりますので、注意しましょう。

連絡先も載ってしまっているので、下手をすれば警察から電話がかかってくる羽目になりかねません。

非営利目的なので見逃されるケースもありますが、違法行為であるのは事実ですので必ず自己責任かつリスクを承知の上で行いましょう。

SNSを活用して捜索する

今ペットを探したい場合、TwitterなどのSNSで「#ペット捜索」などのハッシュタグをつけ、拡散を狙うのも手です。

SNSを活用し、うまく拡散されれば日本中の多くの人がその情報を目にします。

実際、SNSがきっかけで発見されたペットの数は計り知れません。

SNSでペットを探す際は必ず文字だけでなく、上記のようにペットの外見が分かる写真を添付して下さい。

また、偽名でもいいので自分の名前を載せたり、連絡先のメールアドレスなんかを掲載しておくと、より情報が集まりやすくなります。

実際、上記のさくたろう君はSNSのおかげで無事に見つかっているようです。

ペット探しの掲示板を活用する

SNSより古典的な手段ですが、「迷子犬 掲示板」等と検索して出てくる掲示板サイトを活用するのも手です。

こちらもペットの写真と共に、ペット探し用の偽名、メールアドレス、電話番号などを載せておくと、見つかった時に情報が集まるでしょう。

ペット探しで見つからない場合の対処法

諦める

諦めるというと後ろ向きなイメージがありますが、見つからないペットを何年も何年も探し続け、そのせいで精神を病んでしまう人も少なくありません。

ペットは大切な家族ですが、そのせいで自分の人生が壊れてしまっては元も子もないです。

そのため、ペットを探しても全く見つからない場合は、今すぐじゃなくてもいいので、ポジティブな意味で諦めて前を向くのも一つの手でしょう。

根気強く捜索を続ける

見つからなくても、根気強く捜索を続けるのも一つの手です。

一般的に、数日経っても見つからない場合は発見率は大きく下がりますが、それでも根気強く探した結果、ペットが見つかるケースもゼロではありません。

そのため、メンタルが病まない程度に根気強く探し続けるのも一つの選択肢です。

別なペットを飼う

とはいえ、常にいなくなったペットを影を求め、毎日近所を捜索しているといつかは病んでしまいます。

そのため、一定期間必死に探しても見つからないのであれば、同じ種類じゃなくても良いので新たにペットを飼うのも一つの手でしょう。

繰り返しになりますが、ペットは家族ですがそれが原因で飼い主の人生に影響が出ては元も子もありません。

探偵に依頼する

ペットが見つからない場合の対処法として最もおすすめなのが、ペット探しを得意とする探偵に依頼する方法です。

素人の捜索では限界があるのが事実なので、専用の機材やノウハウを持った探偵に依頼すれば自分で探すよりもはるかに高い確率でペットを見つけてくれるでしょう。

なお、探偵に依頼する際は、可能であれば「全国対応」でなく、自分の住んでいる都道府県に事務所がある探偵に依頼しましょう。

なぜなら。ペットの捜索は土地勘がある探偵の方が有利だからです。

探偵はペット探しのノウハウがある

居なくなったのが犬なのか、猫なのか、あるいはハチュウ類なのかなどで、ペットの行動範囲や潜んでいそうな場所は変わってきます。

そんな動物の生態を知り尽くし、逃げそうな場所をピンポイントで探せるのがプロである探偵です。

たとえば逃げたペットが鳥だった場合、飼い主からすれば遥か遠くまで飛んでいってしまった…と考えますが、実は飼い主の家から100~200m圏内のアパートやマンションで休んでいることが多いと言われています。

一部の渡り鳥や滑空飛行をするワシ・タカ類を除けば、鳥というのは人間が思っているほど長距離を飛べません。

さらに狭い鳥かごの中で飼われていたペットは、いきなり自由な空に飛び立っても持久力はほぼゼロで、それほど遠くまで飛べないのです。

もちろん逃げ出した後で時間が経てばそれなりに遠くまで飛んで行ってしまう可能性はありますが、素人よりも普段から動物の生態を勉強し、長年の経験でペットを探せる探偵の方が見つけられる確率はずっと高いでしょう。

逃げ出したペットの捕獲もスキルが必要

逃げ出したペットを発見しても捕まえるのには経験と技術が必要です。

多くの場合、迷子になったペットはパニック状態になっていたり、怯えているので飼い主が近づいてもまた逃げられるだけです。

特にペットが自分の意志で逃げ出した場合、飼い主が近づいても逃げられてしまうでしょう。

一方、ペット探しを得意とする探偵はペットを捕獲するノウハウがあるだけでなく、逃げ出すペットを捕まえられる様々な機材を使います。

もちろん機材の費用は見積の段階で共有してもらえますし、事前に依頼人にどんな機材を使うのか説明をして許可を得るので安心して下さい。

探偵のペット探しの料金目安

探偵にペット探しを依頼する料金は対象が犬や猫なのか、それともそれ以外なのかによって大きく異なりますが、1日辺り2~3万円ほどが目安です。

なお、事務所によりますがこの料金には交通費やチラシの作成代金が入っていることが多いので、自分でチラシを作って探すよりもかなりおすすめです。

基本的に猫よりも犬、同じ犬でも中型犬、大型犬の方が料金は高くなる傾向があります。

ただ事務所によっては交通費やペット探しのチラシの作成代金は別途請求、見つかった場合には「成功報酬を請求」という場合もあるので、費用に関しては依頼時によく確認しておきましょう。

迷子のペットが見つからない理由や対処法まとめ

今回は迷子のペットが見つからない理由や、探す方法について紹介しました。

捜索の方法は色々とありますが、一番大事なのは早めに行動を起こすことです。

ペットが行方不明になってから時間が経てば経つほど、見つかる可能性は加速度的に低くなります。

最近は自分でSNSにペットの画像を拡散しただけで、居場所がわかることも珍しくありません。

ただ仕事などの事情で自分で探すのが難しい場合は、プロである探偵に依頼をするのも効果的です。

ペット探偵に依頼しても見つからない場合は?

ペット探偵に依頼しても迷子のペットが見つからない場合は、今一度警察や保健所、病院などに連絡をしてみると良いでしょう。

自分で探すよりも探偵はかなりの高確率でペットを見つけてくれますが、それでも100%ではありません。

特に行方不明になってから数日が経過している場合、見つけるのは探偵であっても困難です。

そのため、探偵に依頼してもダメな場合は今一度基本に立ち返り、病院や保健所に連絡したり、今一度家の近くを徹底的に探してみると良いでしょう。

この記事をご覧になっている全ての方がペットに再会できることを祈っています。

都道府県から探偵を探す

関連記事一覧