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浮気と不倫はどう違う?浮気を診断する13の方法や対処法を解説

浮気と不倫はどう違う?浮気を診断する13の方法や対処法を解説

「浮気」と「不倫」は同じように思えますが、厳密には違いがあります。

このページでは浮気と不倫の違いやそれに伴う慰謝料請求について詳しく解説します。

浮気と不倫はどう違う?

結論から言うと、浮気と不倫は法律的には明確な区分はありません。

しかし、日本における一般論として下記3点で、浮気か不倫かを分けることが多いです。

  1. 独身か既婚か
    独身なら浮気、既婚なら不倫となる
  2. 肉体関係の有無
    ご飯に行くだけなら浮気、肉体関係があると不倫
  3. 複数回の肉体関係があるか
    一度だけなら浮気、複数回の肉体関係があると不倫
  4. 離婚事由になるかどうか
    浮気は離婚や慰謝料請求はできないが、不倫(不貞行為)はできる

まとめると、既婚で肉体関係があり、回数が複数回であれば不倫(不貞行為)となります。

ただこれはあくまでも感覚的な区分で、法律では明確に浮気と不倫の違いはありません。

不貞行為とは?

不倫とよく似た言葉に「不貞行為」があります。どちらも意味は同じで、婚姻関係にある人が別の異性と性行為を持つことを指します。

ただ、「不貞行為」は法律用語であり、離婚事由や慰謝料請求も可能なのに対し「不倫」は法律用語ではないという違いがあります。

浮気=慰謝料は請求できない。不貞行為=離婚も慰謝料請求もできる、と覚えておきましょう。

浮気の定義

  • 性行為はないがキスをしている
  • 性行為はないが抱き合っている
  • 愛の言葉をメールやSNSで交換している
  • 2人きりで会って食事をしたりお酒を飲んでいる
  • 性行為があったかどうかはわからないが、2人きりで旅行に行った
  • 手をつないで歩いている

肉体関係がなくとも、パートナー以外の異性に好意を持ったり、ご飯に行く、手を繋ぐだけでも「浮気している」と感じる人もいます。

法律的に問題となる不貞行為は肉体関係の有無が鍵となるため、浮気の定義は非常に曖昧と言えるでしょう。

また、浮気は恋人同士のようにまだ結婚していない男女間でも起こります。

不倫の定義

  • 婚姻関係にある男女が配偶者以外の異性と恋愛関係になること
  • 不貞行為(肉体関係)の事実がある

一般論として、上記の両方が揃った時に「不倫(不貞行為)」とみなされます。

たとえ毎日会って手を繋ぐ、キスをする等どれだけ親密な関係になったとしても、性行為がなければ不倫(不貞行為)には該当しない事が多いです。

配偶者からすればパートナーが他人とキスをするのは許せないですが、「不倫(不貞行為)」には当たらないので離婚や慰謝料請求は難しいでしょう。

不貞行為は離婚事由の一つ

法律では、次の離婚事由に当てはまる場合に離婚の訴えができるとされています。

  1. 配偶者に不貞行為があったとき
  2. 配偶者から悪意で遺棄されたとき
  3. 配偶者の生死が3年以上明らかではないとき
  4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
  5. その他、婚姻関係を継続し難い重大な事由があるとき

このように配偶者が他の異性と不貞行為(=性行為)があった場合は離婚を訴えることができます。

ただし、離婚が認められるかどうかはそれぞれのケースで異なりますので、あくまでも目安と考えておきましょう。

なお、性行為そのものはせずとも女性が口や手で男性の射精を手伝う「性行類似行為」を持った場合は、上記の離婚事由の(5)「婚姻関係を継続し難い重大な事由」として離婚を訴えることができます。

パートナーの浮気(不倫)を診断する13の方法!

決して仲が悪いわけではない夫婦や恋人同士でも、パートナーが浮気するケースがあります。

パートナーに次のような兆候があれば、浮気の可能性が考えられます。

  1. 携帯電話(スマホ)の着信音に敏感になる
  2. 携帯電話(スマホ)にロックをかけて、画面をパートナーに見せないようにする
  3. 携帯電話(スマホ)をトイレやフロにまで持って行き、常に離さない
  4. 急に優しくなる
  5. 急に残業や飲み会が増えた
  6. 急に出張が増えた
  7. 日帰りできる距離への出張でも泊まるようになった
  8. こまめにスケジュールをチェックするようになった
  9. 休日の予定を聞くと早くから埋まっていると答える
  10. ファッション(洋服やアクセサリー)の好みが変わった
  11. 香水を使うようになった
  12. 新しい飲食店やおいしい店に詳しくなる
  13. パートナーとの性行為が少なくなる

1~2個当てはまっている程度ならあまり気にしなくても良いですが、4つ以上当てはまっている場合は浮気を疑った方が良いでしょう。

パートナーの浮気(不倫)を確認する方法

浮気をしている人は、当然ながらそれを隠そうとします。

そこで、浮気しているかどうかを確かめる方法をご紹介しましょう。

チェック項目 チェックするポイント
携帯電話(スマホ) ・メールやLINEのやりとりをチェック
・通話履歴をチェック
・電話帳などの連絡先をチェック
写真 携帯電話(スマホ)やパソコンに保存されている写真
SNS SNSの投稿やフォロー(フォロワー)、反応、友達の友達など
予定 手帳やカレンダーなどの予定表にデートの日時が記されていないかどうか
(出張や残業、飲み会という名目で記入している可能性がある)
持ち物 ・飲食店やホテルのレシート、ポイントカード、会員カードなどがないかどうか
・新しい下着を持っていないかどうか
お金の使い方 ・急にクレジットカードの支払いが増えていないかどうか
・常に小遣いが足りないと言う

これらの項目をチェックすることで、「これは浮気だ」という確証を得ることができます。

さりげなくカマをかけるの効果的

浮気をしているかどうかをパートナーに問いただしても、正直に答えることはありません。

浮気が疑われる場合はさりげなくカマをかけてみましょう。

  • 「携帯電話が壊れたから、ちょっと貸して」と言ってみて、素直に貸すかどうかをチェックする
  • 「昨日、〇〇さんと飲み会って言ってたけど、本人から家に電話があったよ」と言ってみる
  • 「この前、あなたがSNSに投稿していた店、私も行ったことあるよ。おいしいよね。誰に教えてもらったの?」と聞いてみる
  • 「最近、クレジットカードで何か買い物した?」と聞いてみる
  • 「最近、車のガソリンが早く減るけど、どうしてかな?」と言ってみる

このように、パートナーにズバリ聞き出さずにじわじわと問い詰める方法が有効です。

後ろめたいことがあれば、「もしかしてバレているのかも?」と不安になり挙動不審になっていくはずです。

浮気(不倫)の対処法は別れるか慰謝料請求がおすすめ

浮気(不倫)をされた場合は、相手に反省を促すよりも別れるか慰謝料請求をした方が確実かつ心の傷も浅く済むのでおすすめです。

ただし、慰謝料請求は結婚をしていなくてはできません。

まだカップルとして付き合っている段階では、例え肉体関係があってとしても「浮気」の段階なので、法律的には不貞行為とならず慰謝料請求も不可能です。

慰謝料請求には肉体関係の証拠が必要

また、慰謝料請求や離婚を申し出る場合は、前述した通りパートナーが不倫をしているという確たる証拠が必要です。

証拠がなければ「相談に乗っていただけ」「一緒に食事はしたが肉体関係は持っていない」と言い逃れされ、慰謝料を請求できないだけでなく逆に名誉毀損で訴えられ、不利になる可能性があります。

不倫、つまり不貞行為があることを証明するには、顔が鮮明に分かるホテルに出入りする瞬間の写真や不貞行為中の動画・写真など、確固たる証拠が必要です。

不貞行為の証拠集めは探偵に依頼するのがおすすめ

しかし、ラブホテルに入る鮮明な写真や、不貞行為中の写真を素人が撮影するのは困難です。

そもそも不貞行為を確かめるための尾行でさえ、素人ではバレてしまう確率が高いでしょう。

そんな時におすすめなのが探偵事務所や興信所です。料金はかかりますが、不貞行為の確固たる証拠を集めるプロなので、慰謝料請求や離婚で有利になるでしょう。

相談や見積もりは無料でできる事務所が大半ですので、まずは複数の事務所に相談をし、最も信頼できそうと思った所に依頼をするのがおすすめです。

浮気と不倫の違いまとめ

今回は浮気と不倫の違いについて紹介しました。

法律的には浮気と不倫に明確な区分はありませんが、一般的に浮気とされる行為では離婚や慰謝料の請求は困難です。

逆に一般的に不倫(不貞行為)とされる行為では離婚や慰謝料の請求ができます。

ただしそれらには不貞行為の証拠が必須ですので、探偵や興信所といった浮気調査のプロに依頼をすることをおすすめします。

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