探偵の基本知識
  • 浮気・不倫調査
5151view

浮気調査の結果が出るまでの期間|平均や日数を短くする方法も解説

浮気調査の結果が出るまでの期間|平均や日数を短くする方法も解説

浮気調査の結果が出るまでの期間はどれくらい?

結論から言うと、浮気調査の結果が出るまでの平均期間は1週間前後であることが多いです。

ただし、これはあくまでも目安で、期間は浮気に関する情報量や、相手がどれだけ警戒しているかで変わってきます。

例えば浮気をしそうな日や場所、相手が分かっていれば調査にかかる手間が少ないので期間も短めで済みます。

逆に浮気をしているか確証がなく、相手も不明な状況だと調査の手間が増えるため、調査期間も長くなります。

浮気調査の結果が出るまでの期間を短くするポイント

浮気をしている日の目星をつける

例えば「毎週金曜日は飲み会と言って帰りが遅いので、浮気をしている可能性がある」、というように、日時(曜日)がある程度特定できる場合、調査期間が短くなるので費用も安く済むでしょう。

探偵もその曜日に照準を合わせ、ターゲットの尾行や張り込みを行います。

運が良ければ1回の調査(尾行や張り込み)で、ホテルに入る瞬間と出てくる瞬間を撮影できるので、調査料金も1日分で済むこともあります。

なお1回の撮影だと証拠能力に不安を感じる場合は、複数回調査をしてもらう事も可能です。

浮気相手といつ会っているのかわからない場合は調査期間が長引く

「パートナーの言動から浮気が疑われるが、確証がない」「いつ会っているのかわからない」という場合は、調査の日時や場所を特定できないため何日も張り込む必要があります。

期間が長引けば調査料金も高くなるので、些細な情報でもいいので思い浮かぶことはすべて探偵に知らせると良いでしょう。

調査の目的をはっきりさせておく

浮気調査の目的が単に浮気の事実を確認したいだけなのか、離婚や慰謝料請求などの裁判で通用する証拠が欲しいのかでも期間は大きく変わります。

浮気の有無を確かめるだけなら、尾行して異性と歩いている写真を撮影するだけでも良いので期間は短く済みます。

逆に離婚や慰謝料請求となると浮気の証拠、つまり肉体関係が客観的に証明できる物が必要になります。

例えば公園で手をつないで歩いている写真や、一緒に食事をしている写真では裁判で浮気を立証することができません。

ラブホテルに入った時間と出た時間が分かる写真など、不貞行為が確証できる証拠が必要となるので、目的によっては日数がかかる場合があります。

浮気調査の実績が豊富な探偵を選ぶ

調査機関を短くしたい場合、浮気調査の実績が豊富で実力のある探偵に依頼をするのも重要です。

実力のある探偵であれば3回の調査で済みますが、浮気調査が不得手な探偵に依頼をすると同じ証拠を掴むのに5~6回はかかるので、必然的に料金も高くなってしまいます。

そのため、依頼をする前にその事務所が過去の浮気調査でどんな実績があるか、信頼できそうか確かめておいた方が良いでしょう。

また、その他にも複数の探偵事務所に見積もりを依頼して、料金が安く浮気調査も得意そうな所に依頼するのもおすすめです。

浮気調査の依頼から結果が出るまでの流れ

探偵に浮気調査を依頼する場合は、次のような流れで進めていきます。

  1. 探偵を探す
  2. 無料相談を受ける
  3. 対面で相談をする
  4. 見積もりを出してもらう
  5. 本契約をする
  6. 調査に必要な情報を提供する
  7. 調査が始まる
  8. 中間報告を受ける
  9. 調査報告を受ける

探偵業者によって多少の違いはありますが、ほぼこのような流れで進めていきます。

探偵業者を探す

まず、依頼する探偵を探すところからスタートします。全国には大小さまざまな探偵事務所があり、中には個人で運営している探偵もいます。

その中から次のポイントをチェックし、自分に合いそうな探偵業者を選びましょう。

  1. 浮気調査に強いかどうか
  2. 探偵業届出番号があるか
  3. 違法な調査をしていないか
  4. 料金設定の説明があるか
  5. 無料相談を実施しているか

探偵は浮気調査だけでなく、個人の信用調査や家出人の捜索、企業の信用調査や人事調査まで幅広く行っています。

そのため、浮気調査をしてほしい場合は、浮気調査に強い探偵を選ぶことが重要です。

また、公安に開業届けを出している業者であり、過去に違法な調査(住居侵入など)を行っていないかも確認することが大切です。

無料相談を受ける

多くの探偵業者では依頼前に無料相談を実施しています。

メールやフリーダイヤルでの電話相談という形が多いです。最初は匿名でもOKですので、ひとりで悩むより、まずはプロに聞いてもらうと良いでしょう。

また、無料相談時の対応で安心できる探偵業者かどうかも何となくわかってきます。

契約を急かしたり、粗暴な対応をする事務所であれば依頼はしない方がいいです。

1社で納得できればそのまま契約に進んでもいいですが、不安がある場合や他の探偵業者の様子を知りたい場合は2~3社の無料相談ををおすすめします。

数社を比較すると調査方法や料金、探偵との相性などがわかるので、その上で自分に合うところに決めるといいでしょう。

対面で相談をする

メールや電話では詳細が分からず、契約書も交わせないので次に対面で相談をします。多くの事務所は対面相談も無料です。

実際に出向くことで、電話以上にきちんとした事務所か、探偵の人柄に問題なはいか、こちらの悩みを解決してくれそうかがわかります。

調査方法や料金など気になることがあれば、この段階で聞いておきましょう。

また、期間や費用を抑えるためにも何のために(離婚や慰謝料請求か、話し合いのためか)浮気調査をするのか明確にすることが大切です。

見積もりを出してもらう

調査内容や調査方法の説明を受けたら、見積もりを出してもらいます。

料金の内訳や追加料金の請求がどんな条件で発生するのか等、納得がいくまで説明してもらいましょう。

また、1社だけで不安な場合は複数の業者で見積もりを出してもらう「相見積もり」を取るのも手です。

時間はかかりますが、良心的な料金の業者を選ぶためにも比較は重要です。

契約をする

調査内容や方法、料金などに納得できたら契約を結びます。

念の為契約書の内容は再度よく確認し、重要事項説明書の交付があるか確認しましょう。

また、探偵には契約内容の説明をする義務があるので、しっかり説明をしてくれたかもチェックして下さい。

契約時の説明を怠る探偵事務所はあまり信頼できません。

調査に必要な情報を提供する

契約を結んだら、浮気に関して持っている全ての情報を提供しましょう。

調査に時間がかかるとそれだけ料金が高くなりますので、些細なことでも情報は提供しておきましょう。

  • 次回、浮気相手に会うと予想される日時と場所
  • 浮気相手と会うときの服装
  • 仕事が終わる時間や次の休日の予定など
  • 移動手段(最寄り駅や使う路線など)
  • 自動車の車種や色、ナンバーなど
  • パートナーの顔写真や特徴
  • パートナーの気になった言動や行動

上記のような情報があると、探偵は調査する日程や内容を絞ることができるので、料金を安く抑えることができます。

例えば「毎週金曜日は同僚と食事をするので夕食はいらないと言っている」「今までは出張なんてなかったのに、◯日に大阪に出張する」といった情報があれば、かなり調査が進みやすいでしょう。

ただし、パートナーといえど手帳やスマホを勝手に触るとプライバシー侵害で訴えられる可能性があるので注意して下さい。

調査が始まる

情報を提供したら、契約した内容に基づいて調査が始まります。

この時期は特にやることはありませんが、パートナーに調査を依頼したと気づかれないよう、普段通りの行動を心がけることが大切です。

中間報告を受ける

探偵業者によりますが、調査の途中経過をLINEやメールで依頼者に報告してくれることがあります。

特に問題がなければ、引き続き調査を継続してもらいましょう。

また、事務所によっては「今まさに旦那さんが浮気相手とタクシーに乗りました。費用はかかりますがこちらもタクシーを使えば追跡できますが、どうしますか?」と聞いてくることがあります。

この場合、追跡すれば高い確率で証拠を得ることができますが追加費用の支払いが発生しますので、費用を抑えたい場合はその日の調査は止めてもらうと良いでしょう。

ただし、浮気調査はチャンスを逃すと次に証拠を掴めるまで間が空く事が多いので、決定的な証拠が必要であれば追跡を依頼した方が良いでしょう。

結果報告を受ける

調査完了後は調査報告を受けます。探偵が撮影した証拠写真などを確認し、パートナーに間違いがないかを確かめます。

確認が済んだら調査報告書を受け取り、料金を支払って調査が完了です。

ここまでで早ければ1週間、長いと1ヶ月はかかると思っておきましょう。

浮気調査の結果が出るまでの期間別の料金

調査期間 料金の目安
1日 3~15万円
1週間 10~50万円
1ヶ月 60万~150万

こちらが浮気調査の期間別の主な料金です。

やはり探偵の調査料金は期間が短ければ短いほど安いことが分かります。

浮気調査の結果が出るまでの料金を左右するポイント

  1. 調査員(探偵)の人数の多さ
  2. 調査員(探偵)の時給
  3. その他経費(交通費、車両費など)

調査の期間だけでなく、調査に動く探偵の人数や時給の高さでも料金は変わってきます。

事務所によりますが、浮気調査は2~3人の探偵が、時給5,000円~2万円で動くのが相場です。

例えば、時給1万円の調査員2人が1日5時間、3日間調査した場合の料金は次のようになります。

1万円×2人×5時間×3日=30万円

なお、浮気調査は毎日24時間ずっと張り込んでいるわけではありません。

あくまでもターゲットが浮気相手と会うタイミングを狙い、尾行や張り込みを行います。

また、ターゲットが毎日浮気をしていることはないと思うので、実際に費用が発生するのは1日4~5時間、1週間の内3日ほどである事が多いです。

真っ当な探偵事務所であれば、料金はきちんと探偵の人数×時間で計算してくれるので安心して良いでしょう。

なお、調査に日数がかかりそうな場合は、定額パック料金を設定している探偵に依頼するのもひとつの方法です。

浮気調査の結果が出るまでの期間まとめ

浮気の調査にかかる期間は、浮気に関してどれだけの情報があるか、調査で何を調べたいかで違ってきます。

効率よく調査を進めて期間を短くするには、ターゲットに関する情報(日ごろの行動や浮気相手と会う日時、場所の予測など)をなるべく探偵に提供することが大切です。

調査期間が長引くと料金が高くなってしまうので、難易度が高いと思われる場合は定額プランで依頼した方が安上がりな場合もあります。

都道府県から探偵を探す

関連記事一覧