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盗聴器調査を依頼する料金|探偵や各業者(セコム、アルソック)の評判も解説!

盗聴器調査を依頼する料金|探偵や各業者(セコム、アルソック)の評判も解説!

盗聴器の調査依頼ならこちらがおすすめ
盗聴器発見サービス比較
名称 特徴

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おすすめ度:★★★★★
・料金:22,000円~
・盗聴器調査・発見専門
・日本全国24時間365日受付対応
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盗聴器調査を探偵や業者(セコム、アルソック)に依頼する料金相場を紹介

では、探偵に盗聴器の調査や撤去をしてもらうには、料金はどれくらいかかるのでしょうか?

ホームセキュリティ会社や引越し業者との料金を比較してみましょう。

ホームセキュリティ業者(セコム、アルソック)の盗聴器調査の料金相場

ホームセキュリティ会社の大手であるセコムとALSOKの盗聴器の調査に関する料金は下記の通りです。

会社名 料金
セコム 36,300円(首都圏1Rの目安)
77,700円
(首都圏3LDKの目安)
ALSOK※ ・1DKまで36,300円
・1LDK…48,400円
・2LDK…60,500 円
・3LDK…72,600 円
・4LDK…84,700円
・5LDK…96,800円
・一人暮らしの女性:30,800円
※1LDKまで

(2021年10月現在)

※ALSOKの場合、サービス提供地域は東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に限定されています。

引越し業者の盗聴器調査の料金相場

次に引っ越し業者による盗聴器調査の料金相場を紹介していきます。

会社名 料金
クロネコヤマト ・基本料金(1LDKまで)12,000円
・1部屋増えるごとに2,000円
サカイ引越しセンター 10,500円
アップル引越センター 無料
※発見できない場合があり、発見時の取り外しは別料金

(2021年10月現在)

詳細は後述していますが、引っ越し業者の盗聴器発見サービスは本業でない素人が行うので、発見できない場合に永久に盗聴され続けるリスクを考えると、あまり依頼はおすすめできません。

引越し業者の盗聴器発見サービスは無意味な場合が多い

引越し業者が使用する盗聴器発見機は100万円を超えるような専用の機器でなく、私たちでもネットや電気やで購入できる、数千円程度の簡易な機器を使っていることが多いです。

そのため、巧妙に仕掛けられた盗聴器は発見できませんし、調査するのも盗聴器のノウハウがない引越し業の方なので、料金は安いですが無意味な可能性があります。

また、発見できたとしても撤去は別料金(またはサービス対象外)なので、結局は盗聴器の専門業者か探偵業者に依頼することになります。

探偵業者の盗聴器調査の料金相場

盗聴器調査の料金は探偵業者によって大きく異なります。

ただいくつかの探偵事務所では盗聴器調査の料金の目安を公開しているので、複数の事務所の料金を元にした目安となる相場紹介します。

調査面積 集合住宅 一戸建て
~2LDK以下 20,000~30,000円 20,000~40,000円
3LDK 25,000~55,000円 25,000~55,000円
4LDK 40,000~60,000円 45,000円~70,000円
5LDK 40,000~75,000円 40,000~75,000円
超過 10㎡毎に別料金 10㎡毎に別料金

(2021年10月現在)

なお、この価格は盗聴器調査のみの料金目安ですので、盗撮の調査をしたい場合は別途追加料金が発生する場合があります。

また、より広い周波数や法人で盗聴器の調査を依頼する場合、上記より料金が高くなることが多いです。

引越し業者と比べると高額な分、時にターゲットに盗聴器を仕掛ける探偵だからこそ持っているノウハウにより、巧妙に隠された盗聴器も発見してくれる確率が高いです。

探偵?専門業者?盗聴器の発見はどこに頼むのがおすすめ?

結論から言うと、盗聴器の発見は探偵かホームセキュリティ会社に依頼するのがおすすめです。

盗聴器の発見や撤去を行っているのは下記4つの業者です。

  1. 盗聴器発見・撤去の専門業者
  2. 引越し業者
  3. ホームセキュリティ業者(セコム、アルソックなど)
  4. 探偵業者

盗聴器発見の専門業者も悪くないのですが、料金を不当に高くしている業者や、最新の盗聴器を発見できない安価な発見器でずさんな調査をする業者も数多くあるのが現実です。

そのため、おすすめは3よ4のホームセキュリティや探偵への依頼となります。

では、それぞれの業者の特徴について見ていきましょう。

盗聴器発見・撤去の専門業者

名前の通り盗聴器の発見や撤去を専門に行っている業者で、防犯機器の販売や設置も一緒に行っていることも多いです。

業者によっては企業の情報漏えい・危機管理のコンサルタントなども取り組んでいますので、優れた信頼性があると言えるでしょう。

一方で業者の数が非常に多いため、前述した通り中にはずさんな調査をする業者も一定数存在しているのが事実です。

また、盗聴器の調査や発見、撤去はしてくれますが、探偵のように「誰が」「何のために」盗聴器を仕掛けたのか、という調査はしてくれません。

良い業者に巡り会えれば問題ないのですが、誰にでも自信を持っておすすめできない点はデメリットと言えるでしょう。

引越し業者の盗聴器発見サービス

サカイ引越センターやクロネコヤマトといった、一部引越し業者は盗聴器調査のサービスを行っています。

料金は1万円程度とお手軽なことが多いのですが、担当者の本業は盗聴器調査でなく物を運ぶ引っ越し業であり、調査機器も安価なものを使うので、調査の質はお世辞にも高いとは言えません。

盗聴器発見の知識や実績もない素人が、次の引っ越し作業が控えている限られた時間の中で調査をするので、下手をしたら自分で盗聴器調査をした方が精度が高い場合すらあります。

しかも盗聴器が発見された場合も、撤去は別料金になってしまうケースも多いです。

そのため、引っ越し業者に盗聴器調査を依頼するのはあまりおすすめできません。

セコムやALSOKなどセキュリティ会社の盗聴器調査

セコムやALSOKなど大手ホームセキュリティ会社の多くは、自社で盗聴器の調査・発見を行っています。

最近のホームセキュリティ会社は盗難防止だけでなく、高齢者の見守りや長期不在宅の郵便受けの郵便物回収・見回り、在宅病人の緊急呼び出しなど幅広いニーズに対応しています。

そのひとつとして盗聴器の調査があるのですが、セキュリティの企業だけあって専門の知識のある担当者が高額な機器を用いて調査を行うので精度は非常に高いです。

一部セキュリティ会社は盗聴器の調査だけでなく、ホームセキュリティの相談や依頼もできますが、料金がやや高額なのがデメリットと言えます。

それでも調査の質が高いのは間違いないので、おすすめすることが可能です。

探偵業者

探偵といえば浮気調査や人探しが主な業務ですが、盗聴器の調査を請け負っている事務所も多いです。

探偵は調査の過程で依頼者の指示で盗聴器を用いることも多いため、盗聴をする側、される側のどちらのノウハウもあるので質の高い調査を行います。

また、ホームセキュリティと並んで高性能な盗聴器発見機を所有しているので、最新の盗聴器の調査にも対応している事務所が多いです。

探偵は盗聴のしくみを熟知しているので、素人が気づかないような場所に設置されている盗聴器も発見してくれるでしょう。

料金は調査する部屋の広さによってかなり変わってくるので、依頼前に見積もりを依頼することをおすすめします。

補足:警察は盗聴器の調査・発見をしてくれない

残念ながら、警察に依頼をしても盗聴器の調査や発見はしてくれません。それは盗聴という行為自体は犯罪ではないからです。

盗聴器の発見を業者に依頼すると費用が発生するため、「警察に頼めば無料で調査や撤去をしてくれるのではないか?」と思う人がいるかも知れません。

しかし、警察が動くのはあくまでも犯罪に抵触する行為です。

つまり盗聴器設置のために室内に第三者が侵入(住居侵入罪)したり、壁などを破損(器物損壊罪)した場合のみ、警察は対応をしてくれます。

また、盗聴を元にストーカー行為をされた場合も、警察は相談には応じてくれますが、「盗聴されているかもしれない」という証拠がない段階では警察は動いてくれないです。

ただし、探偵等に盗聴器の撤去を依頼する際に警察に立ち会ってもらう事で、盗聴器の指紋を採取し犯人を調査することはできるので、とりあえず専門の業者に依頼するのが最適といえるでしょう。

盗聴器の調査依頼ならこちらがおすすめ
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探偵や業者(セコム、アルソック)に盗聴調査を依頼するべきケース

下記の点で思い当たることがあれば、盗聴の可能性を疑って調査を依頼しても良いでしょう。

  1. 自分と会話した相手しか知り得ない話の内容を第三者が知っていた
  2. いつも誰かに後をつけられている気がする
  3. 自分の予定を周囲の人が知っている
  4. 自宅近くに不審な車が長時間停車している
  5. 室内に見慣れないモノやコンセントがある
  6. 家具の位置がずれている
  7. 室内に誰かが入った形跡がある
  8. 企業秘密を他社の人間が知っている
  9. 社内で話していた情報が明らか流出している

盗聴は個人だけでなく企業が狙われることもあります。

商談の際に侵入した他社の社員が盗聴器を仕掛けるなど、様々なケースがありますので上記に当てはまる場合は調査を依頼した方が安心でしょう。

特に賃貸住宅は注意

自分が盗聴のターゲットにされていなくても、賃貸住宅では入居する前から盗聴器が設置されていたというケースもあります。

  • 以前住んでいた人が退去前に盗聴器を設置し、次の入居者の動向を探ろうとしている
  • 以前の入居者が盗聴されて、退去後も盗聴器がそのまま設置されている
  • 賃貸住宅の管理人が盗聴している

特にコンセントに内蔵された盗聴器は、取り外さない限り入居者が変わっても盗聴され続けるので要注意です。

管理人が入居者の会話を盗聴するなどあってはならない話ですが、日本はもちろん海外のAirbnbなどで多数起きているのが現実です。

賃貸物件に入居する場合、特に女性の方は盗聴器の調査をしてもらうと安心でしょう。

盗聴器の調査や発見は業者に依頼せず自分でもできる?

盗聴器のタイプ 特徴
有線式 ・マイクで収音し、コードでつないだ盗聴器で会話を聞くタイプ
・設置のために配線工事などが必要なので、コードが届く範囲しか盗聴できない
無線式 ・コンセント内蔵型、電卓やマウスに内蔵したものなど
・無線電波を使って音声を離れた場所で聞くため、電波が届く範囲なら盗聴が可能
録音式 ・ICレコーダーなど
・事前にICレコーダーを室内に設置したり、ポケットに隠し持ったりして会話を録音する

結論から言うと、最近の盗聴器はかなり高性能かつ巧妙になので、自分での発見は極めて困難でしょう。

昔から多い無線式の簡易的な盗聴器であれば、FMラジオの周波数を利用したものが多いので、室内でラジオをつけて「ハウリング」という不快な音が聞こえるか調査することで、自力でも盗聴器を発見することが可能です。

また、電卓や起き時計、リモコン、額縁など室内にある家具や備品に設置された盗聴器も、根気よく調査すれば探すことができるでしょう。

しかしコンセントの内側や家具の影など、自力での調査が難しい箇所に設置された盗聴器や、ラジオで発見できない最新式の盗聴器は自分で発見するのは困難です。

盗聴器発見を依頼する探偵や業者の評判の見分け方

一部悪質な業者がいますので、盗聴器の発見を依頼する場合、口コミや評判の良い業者に依頼する必要があります。

しかし日常生活で探偵に何かを依頼するケースは、それほど多くありません。人生で一度もお世話になる機会がない人もいるはずです。

そのため、評判の良い業者の見分け方が分からない方もいるかと思いますので、依頼する前に以下の点をチェックしてください。

  • 探偵業としての届出があるか確認する
  • 口コミを参照して問題がないか確認する
  • 所有している盗聴器発見機の種類や性能を確認する
  • 調査・発見の実績があるか確認する
  • 料金設定がわかりやすいか確認する
  • 追加料金の有無はないか確認する

探偵業や法人としての届出があるか確認する

探偵業を営む上で特に資格は必要ありませんが、各地方自治体の公安に届出を行う必要があります。

そのため、届出をしている探偵社であれば、ホームページや店頭に「探偵業届出番号」が記載されています。

また、真っ当なセキュリティ業者であればサイトのどこかに「会社法人等番号」が記載されているので確認して下さい。

探偵業届出の番号や会社法人等番号が記載されていない場合、ずさんな調査をする可能性が高いので依頼は避けましょう。

口コミを参照して問題がないか確認する

依頼する前に、探偵事務所や業者の口コミの評判が問題ないか確認するのも重要です。

例えば盗聴器発見業者の大手である「盗聴器の発見PRO」では、Googleに下記のような口コミがあります。

★★★★★ 5 か月前
高評価: プロ意識, 値, 品質, 対応の早さ

技術者の方の知識におどろきました。プロだと感じました。
また、料金が明確で、盗聴器の発見に使用されてる機材の性能が間違いないと思いました。
作業も拝見させて頂き、安心できました。ありがとうございました。

★★★★★ 8 か月前
高評価: プロ意識, 値, 品質, 対応の早さ

盗聴器発見の業者さん
説明が丁寧で、対応がよかったです

引用元:盗聴器の発見PRO 口コミ

また、TwitterなどSNSを検索することでも盗聴器調査の口コミを探すことが可能です。

下記はアルソックの口コミ例です。

https://twitter.com/duffyntm/status/1109372258164736005?s=20

GoogleやSNSを検索してある程度口コミのある探偵、ホームセキュリティ業者であれば、評判が良いので依頼しても良いでしょう。

なお、口コミが複数あっても★1ばかりのような業者は逆に危険ですので、依頼はしないようにしましょう。

所有している盗聴器発見機の種類や性能を確認する

「盗聴器の調査をします」とアピールしていても、先述した引越し業者のように市販の簡易的な盗聴器発見機しか所有していない業者もいます。

簡易的な発見機では高性能な盗聴器は発見できませんので、事前にどんな機材を使っているのかホームページで確認してみましょう。

下記のように難易度が高い調査に対応できる機材がある業者がおすすめできます。

  • スペクトラアナライザー(デジタル式盗聴器などの調査に使う)
  • リモコン盗聴器発見の専用機材
  • 広帯域受信機
  • 100万円以上の業者向けの発見器

調査・発見の実績があるか確認する

具体的な調査内容や捜査実績は守秘義務があるため、ホームページにも掲載されていません。

しかし、「当社では〇〇に設置されていた盗聴器を発見しました」、「△△のようなケースで盗聴器を発見して解決した実績があります」と、実名を出さずに写真や実績を公開している事が多いです。

実績が豊富な業者は調査スキルも高いことが多いので、ホームページをチェックする際は過去の実績も詳しく見てみましょう。

料金設定がわかりやすいか確認する

盗聴器調査の料金設定が曖昧、記載していない業者は後から高額な費用を請求してきたり、調査自体もずさんである可能性が高いです。

3LDKなら◯◯円、50㎡以下は◯◯円とある程度の目安を記載している業者は、料金表に基づいた費用を請求してくるので安心です。

ホームページを確認する際は、料金の目安を記載しているかどうかもしっかり確認しておきましょう。

追加料金の有無はないか確認する

一部の悪質な業者では、見積もりの金額は調査費用だけで、発見した盗聴器を撤去する場合は高額な別料金がかかるケースがあります。

また、調査完了後に別途「成功報酬」を請求する業者もいるので、見積もりの段階で必ず内訳を確認し、追加料金がかからないかどうかを聞いておくことが大切です。

ただ盗聴器がコンセントの内部などに仕掛けられていた場合、撤去の難易度が高いのは事実ですので、やむを得ず別料金がかかってしまう場合もあることは覚えておいて下さい。

なお当サイトに掲載されている事務所は全て国に届け出を出しており、詐欺などの報告もないサイトだけを掲載しているので、不当に高額な追加料金などを請求される心配もありません。

盗聴器調査を探偵や業者(セコム、アルソック)に依頼する料金まとめ

盗聴器にはさまざまなタイプがあり、中には市販の盗聴器発見機では発見できないタイプもありますので、実績の豊富なホームセキュリティ業者や探偵事務所に依頼することをおすすめします。

引越し業者が行う盗聴器発見調査はかなり簡易的ですし撤去も別料金であることが多いので、利用はあまりおすすめできません。

この中で探偵は唯一、調査の後に盗聴器を「誰が」「何のために」仕掛けたのかまで調査してくれるので、評判の良い探偵に依頼しておけば間違いないでしょう。

以下に料金や機材、実績の面から見てもおすすめの業者や探偵事務所を紹介していますので、良ければ活用して下さい。

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