探偵の仕事
  • 浮気や不倫の調査をする
4028view

浮気調査後に復縁・修復はできる?復縁の進め方や注意点も紹介

浮気調査後に復縁・修復はできる?復縁の進め方や注意点も紹介

浮気調査で浮気が発覚!

探偵を雇って掴んだ浮気の証拠をどう使うかは、依頼人の決めることです。

パートナーが浮気しているかもしれないと疑問を持ち、その証拠を掴むために探偵を雇った時点で、もし浮気の証拠が見つかった場合はどうするか決めている人が多いでしょう。考えられる選択肢は

  1. 別れる(離縁)
  2. 浮気を止めてもらう(復縁)

のふたつです。

別離でなく復縁や修復を選ぶ場合

もし復縁でなく①の「別れる」という選択をする場合、探偵が浮気調査で集めた証拠は裁判になっても通用します。

またパートナーだけでなく、浮気相手からも損害賠償の請求をするのに役立ちますし、一般的にはこちらを選択する人が多いでしょう。

一方で②の復縁をするという選択肢は、パートナーを許して今後もパートナーとの恋人関係あるいは夫婦生活を継続していく選択になりますので①と比べて苦労します。

浮気調査から復縁・修復したい場合の対処法

まず配偶者と浮気相手を別れさせる

パートナーの浮気がハッキリしているとしても、別れたくない場合はあります。探偵の調査によって、浮気の動かぬ証拠を掴んでも、即別れるとは限らないでしょう。

まだパートナーに愛情が残っていて、1回くらいの浮気は許すと考える人も珍しくはありません。あるいは別れてしまったら、経済的に立ち行かなくなるというシビアな理由もあります。

特に子供がいる場合は親権争いや養育費問題など、考えるだけで頭が痛くなる未来が待っているわけです。それらの諸問題と向き合うくらいなら、パートナーに浮気を認めさせ、その負い目を盾にこれからの共同生活で主導権を握っていった方が楽だと思うかもしれません。

どちらにしても、パートナーの浮気を許して復縁するのであれば、“浮気相手とは別れてもらう”という絶対条件が先立ってくるでしょう。

その為に探偵が調査した浮気の証拠が活きてくるわけです。

復縁を前提として浮気の証拠を使う場合の対処法は、以下の二種類になります。

  • ①パートナーと直接対決して、浮気相手と別れさせる
  • ②浮気相手と会って、パートナーと別れさせる

①:直接対決をする場合

離婚を望む場合は弁護士に登場してもらった方がいいのですが、パートナーと別れる気がない場合は、自分で解決した方がいいでしょう。

ただパートナーとの直接対決の是非は、パートナーとのパワーバランスで変わってきます。つまり普段から“どちらがリーダーシップを取っているか?”で、直接対決の結果が変わってくるわけです。

もともと共同生活をしている中で、パートナーの方が主導権を持っている場合、ヘタに浮気を責めると逆ギレするような事態を引き起こしかねません。

直接対決で自分の望んだ通り、浮気を辞めさせた上で復縁をするという結果を得たい場合、二人の関係の主導権を普段から自分が握っているか、最低でも対等に物が言い合える仲である必要があります。

そんな関係でパートナーに「浮気してるでしょ?」と切り出しても、素直に認める人は滅多にいません。十中八九、とぼけてこちらのツッコミをかわそうとするわけですが、そこでパートナーを追い詰め、浮気を認めさせるのが探偵を雇って入手した浮気の調査報告書です。

手の内を明かさず攻めていく

しかし直接対決の冒頭から調査報告書を突きつけ、内容までパートナーに見せてはいけません。パートナーに浮気を認めさせるというのは、高度な心理戦と言ってもいいでしょう。

心理戦において相手に勝つために最も重要なことは“相手に手の内を見せない”ことです。

調査報告書に書かれた証拠の数々を小出しにしながら、ネチっこく攻めていきます。具体的にはいきなり探偵が浮気を確認した日の全てを問い詰めるのではなく、「先月の○日、誰と逢ってたの?」と特定の1日だけを限定してパートナーの行動を追及していくわけです。

パートナーとしては、(どこまでバレている?)という疑問で頭がいっぱいになります。その結果簡単にボロが出るような誤魔化しをしようとします。

探偵の調査報告書には、写真や動画つきで、バッチリ浮気の証拠が押さえられえていますが、そうした動かぬ証拠はパートナーがヘタな嘘を突き通そうと足掻いた末に見せると効果が最大限に発揮されるでしょう。

パートナーが浮気を認めて謝罪したら寛大に許し、“浮気相手と別れること”を確約させれば完全勝利です。

②:浮気相手を直撃する場合

浮気問題でパートナーと直接対峙して謝罪させ、浮気相手と別れさせるというのは、精神的にキツいものです。

また関係においてパートナーの方に主導権がある場合や、パートナーの性格が喧嘩した時にすぐ逆キレするような場合はヘタに直接対決をしたら、離婚沙汰にまで発展してしまう恐れがあります。

あくまで離婚ではなく、復縁してこれからも共に生活をしていくつもりであれば、パートナー本人と直接対決をするのではなく、“浮気相手と話をして別れさせる”という方法を使った方がいいかもしれません。

裁判を起こすと伝える

具体的には直接浮気相手とコンタクトを取り、「主人(又は妻)と別れてください。もし別れなければ、裁判を起こして慰謝料を請求します!」と要求するわけです。

もし相手がシラを切っても、こちらには浮気の証拠がありますから、言い逃れはできないでしょう。浮気相手からすれば、浮気をネタに脅してくる“イヤな相手”でしょうが、こちらも人生が掛かっていますから、心を鬼にして確実にパートナーと手を切らせましょう。

ただし浮気相手にとってパートナーのと関係が浮気ではなく“本気”だった場合や、開き直って法廷で争うと言い出したりすることもあり得ます。ですから普段から交渉事に自信がないのであれば、弁護士を雇った方がいいかもしれません。

浮気調査から復縁する場合の対処法まとめ

パートナーとの復縁を望んだ場合でも、探偵が調査した浮気の証拠は役に立ちます。パートナーに対して動かぬ証拠を突きつけて謝罪させるだけでなく、確実に浮気相手と別れさせるために使うことになるわけです。復縁が目的であれば、浮気問題が離婚裁判にまで発展するわけではありません。ですから基本的には弁護士を雇うことはないでしょう。

つまり浮気の証拠は自分自身で使うことになります。効果的な使い方がよくわからないとか、交渉事が苦手だった場合、最終的に調査報告書を受け取る時に、証拠の具体的な方法を探偵に相談するといいでしょう。浮気調査が得意な探偵であれば、経験上リアルな浮気の証拠の使い方を熟知しているわけです。

さらに探偵は実際にパートナーの行動を調査しているので、パートナーの性格も把握しています。だからパートナーに対して、最も効果的な証拠の使い方をアドバイスしてくれるはずです。
最終的にパートナーに浮気を認めさせ、浮気相手と別れて復縁が叶った後、気をつけなければならない事があります。

それは“終わった浮気のことを蒸し返して責めない”という事です。

探偵を雇ってまで揃えた浮気の証拠というのは動かしがたい事実で、実際に浮気をしたパートナーにとっては言い訳のしようがない負い目になります。それをちょっとした言い争いの度に蒸し返して責められては、パートナーとしてたまったモノではありません。そんな生活にイヤ気がさして、パートナーが別の誰かとまた浮気に走ってしまう事だってあるのです。

経済的な理由で復縁を選らんだのであって、浮気によってパートナーに対する愛情が失せたという人でも、平和なパートナーとの生活を続けたいのであれば、解決した浮気の事は胸の中に仕舞い込みましょう。ただし探偵の作った調査報告書は、パートナーが再び浮気をした場合に備えて、密かに保管しておくのもいいかもしれません。

都道府県から探偵を探す

関連記事一覧