探偵のテクニックとは?!
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素人には出来ない?探偵のスキルとは?

素人には出来ない?探偵のスキルとは?

探偵を行なうための特別な資格や免許はありません。唯一必要となるのが車やバイクでの尾行を行なえるようの運転免許証でしょうか。だから誰でも探偵になれるのは間違いありませんが、スキルこそが探偵の優劣を決定づけるといってよいでしょう。

探偵は一般人にはないスキルを持っている?

探偵の優劣とは、調査能力によって見分けることができます。探偵の仕事は“調査すること”です。依頼内容が浮気調査であっても、行方不明人の捜索であっても、確かな成果を上げるためには調査能力そのものが高くなければなりません。ただ探偵という仕事のちょっと変わった点は、調査能力そのものに特殊な資格がないという点でしょう。

探偵になる上で必須なのは、「運転免許証」くらい

仮に探偵になりたいと思った場合、実際の調査を行うにあたって、必要とされるのは自動車の運転免許証くらいです。他にも持っていれば便利な資格はありますが、絶対に必要なモノといえば車の運転くらいだと思って差し支えはありません。つまり一般人と探偵とのスキル上の違いというモノは表面上はないと言えます。それなら一般人でも探偵と同じ仕事が出来るかというとそうではないのです。

職権がない探偵業、立場は”一般人”と同じです

資格や身分という意味では、確かに探偵と一般人は同じかもしれません。この事は警察官のように“捜査権”を持って知りたいことを強制的に調べる権利がないということでもあります。つまり探偵は何らかの職権を持たず、一般人と同じ立場で調査をしなければならないわけです。

そこで優秀な探偵は、一般人にはないスキルとノウハウを持って調査を行っています。探偵業というモノを創業した先人たちが、“探偵学校”を作って、探偵のスキルを教えており、そこに通って得たスキルもありますし、実務の中で体得したノウハウもあるというように、調査に特化した一般人とは違うスペシャリストが探偵なのです。

探偵が持っているスキルとは?

探偵が一般人よりも秀でているスキルとは、

  • 尾行能力
  • 張込み能力
  • 聞き込み能力

などです。

なんだか警察の捜査官に求められるスキルと被っています。事実、捜査畑で仕事を続けていた警察官が、リタイア後に第2の人生として探偵事務所を立ち上げるケースは、珍しくありません。
とはいえ警察の捜査官と違い、令状や警察手帳を見せて相手に情報を開示させる…という手法は使えないのです。

一般人と同じ権限と立場でオファーされた調査を果たすには、警察と同等以上のスキルが必要だと言えるでしょう。

探偵の基本?あなどれない「尾行」のテクニック!

探偵の仕事といえば、浮気や素行調査がよく知られていますが、そんな調査の基本はターゲット(調査対象者)の動向を密かに監視する“尾行”です。これが出来なければ探偵として一人前とは言えません。ただ尾行は一般人が想像するモノとは違う形で行われています。

現場の尾行は、”悟られない”が基本です

尾行する探偵というのは、ドラマなどではターゲットの後ろをわざとらしく電柱などに半分身を隠しながら行っているわけですが、そうしたオーバーな尾行は、“探偵が尾行をしている”ということを視聴者にわかりやすく伝える演習です。今時あんな尾行を行う探偵はほぼいません。
尾行の基本は“ターゲットに尾行を悟られないこと”です。

したがって探偵は、ターゲットの真後ろに着いて尾行などしません。基本的には道路の反対側をかなり距離を取って普通に歩いて尾行します。都市部だと車道を挟み、反対側の歩道を見失うギリギリの距離を保ってターゲットを尾行しますので、ターゲットは探偵の顔を知らない限り、自分が尾行のターゲットだとは夢にも思わないでしょう。

複数人の探偵でチームを組み、尾行を行ないます

そして多くの探偵事務所は、
“二人以上のチームで尾行を行う”
というのも基本です。尾行は一般人が思っている以上にターゲットから距離を取って行います。するとターゲットが信号を渡ってしまい、探偵は信号に捕まるなどの理由で見失う確率も高くなります。

根性で全力疾走し、再びターゲットを捕捉することも不可能ではありませんが、ゼェゼェと息を切らしている姿というのは目立ちますので、ターゲットに見つかってしまう恐れもあるわけです。そうした尾行バレを防ぐためにも尾行を実際に行う探偵以外にも、“探偵B”を自動車などで待機させておき、ターゲットを見失った場合は探偵Bが、素早くターゲットを探し出して尾行を再会するという方法がとられています。

もちろんターゲットを見失った最初の探偵は、今度は探偵Bのサポート役に代わり、場合によっては探偵Bと交代して再びターゲットの尾行に復帰したりするわけです。こうしたチームでの尾行は探偵同士の連絡が不可欠ですが、スマホや携帯電話の普及によって街中を歩いていても簡単に連絡を取り合えます。

予測不能なターゲットの尾行は、先読みとテクニック、連携が不可欠

こうして文章に書いてしまうと、チームで行なえば尾行は誰でも出来るような気がしてしまうかもしれませんが、実践はそう簡単なモノではありません。ターゲットは尾行に気づいていないわけですから、その行動は尾行する側の都合など一切お構いなしに勝手な動きをします。

そんな気まぐれなターゲットの動きを先読みし、見失わないように後をつけるテクニック、または諸事情でターゲットを見失ってしまった場合にサポート役の探偵に連絡を取り、どう動いてもらうかを判断するノウハウなど、尾行を成功させるための能力は一般人がそう簡単にマネすることは出来ないでしょう。

地味だけど大変!「張込み」成功には、スキルとノウハウが必要!

張込みは一見地味ですが、探偵の仕事としては一番大変かもしれません。張込みも尾行と並んで探偵の仕事としては代表的なモノです。浮気や素行調査などで、ターゲットが移動しているのではなく、家や会社、あるいはホテルなどの建物に入った場合、再びターゲットが外に出てくるまで、その場を監視しつつジッと待っているのが張込みです。

悟られずに行ない、忍耐を要する業務が張り込みです

張込みも尾行と同様に、“ターゲットに張込みを悟られないこと”が重要なことになります。張り込みなんて、目立たない格好で待ち構えていればいいんだから、地味だけど楽な仕事だと思われがちですが、探偵の苦労話でよく聞かれるのは、「ターゲットがなかなか建物から出てこないので、○○時間トイレにも行けずにズ~~っと張り込んだ」といったエピソードだったりします。

浮気調査だとターゲットが浮気相手と落ち合い、浮気相手の家に入ったら、尾行調査はそのまま張込み調査にスイッチするわけです。中でナニをしているかはいちいち考えなくもいいのですが、問題はターゲットが出てくるまでズッと待ち続けなければならないということになります。

ターゲットがすぐに出てこれば、再び尾行調査に戻るわけですが、ターゲットが浮気相手の家に泊まったりして、ひと晩中出てこなかったら、探偵はずっと張り込みを続けなければなりません。ターゲットは探偵が自分の行動を尾行し、外で張り込んでいることなど知りませんから、尾行と同じく探偵の都合などお構いなしに振舞います。探偵はそんな勝手なターゲットの行動につき合わされるわけですから、自分の仕事がいつ終わるかわかりません。一見地味で簡単な仕事に見えますが、とてつもない忍耐力が要求され、探偵が地味に苦労するのが張込みといえるでしょう。

張り込み中、不審者に見られかねない?職質への対応力も重要

また張込みには。思わぬ邪魔が入ることも珍しくありません。ターゲットがいる建物のそばで、ターゲットにバレないよう集中して張り込んでいる探偵というのは、全然関係ない人から見ると“ただの不審者”だったりします。近所に住んでいるおせっかい好きな人が寄ってきて「アンタ、何してるの?」と聞かれてしまったり、最悪のケースだと通報されて、制服姿のお巡りさんに職務質問されたりするわけです。

そうした事態が発生してしまった場合、相手が納得するような対応を行なえるスキルとノウハウは、やはり探偵独自のモノで、一般人にはマネ出来ない技術になります。

必要なのはコミュ力!「聞き込み」調査は他業界でも役立つ?

正確な情報を聞き出す聞き込みのスキルは、探偵ではなくても役立つスキルです。聞き込み調査は業界内では“取材”とも呼ばれ、依頼に対して裏取りなど必要な情報を、関係者から直接話を聞いて調べます。
浮気調査だと、探偵が関係者に直接会って話を聞くという事はあまりありませんが、結婚相手や企業の採用試験に伴う身元調査では、この聞き取り調査はよく行われます。

素性を明かして聞き取りするかは状況によりけり

聞き取り調査を行うにあたって関係者に会う場合、探偵であることを素直に明かすか、別の職業のフリをして話を聞きだすかという方針はケース・バイ・ケースです。また話を聞けたとしても、その情報が信頼に足るモノであるかも注意が必要だったりします。

探偵は警察と違って捜査権はありません。警察手帳をチラつかせ、国家権力を背景に聞き取りをすると、一般人の多くは素直に応じてくれることが多いのですが、探偵だと身分を明かしたり、他の職業を装った場合、人はなかなかホントの事を話してくれません。

かといって、警官を装って情報を聞き出すのは犯罪です(罪状は<軽犯罪法>の“官名詐称”に当たるケースが多いが、タチが悪いと判断されると<偽計業務妨害>に問われることもある)。聞き取りによって必要、且つ正確な情報を聞き出すのに必要なのは、相手に信用してもらえる“コミュニケーション能力”でしょう。

まとめ~仕事の依頼はスキルの高い探偵に頼もう!~

探偵は一般人と同じです。特殊な資格や職権を持っているわけではありません。しかしそれは誰でも探偵が出来るというわけではなく、探偵に必要とされるスキルの多くが資格試験のないモノであり、免許のような確認できる方法がないだけです。
しかも探偵によってスキルの差があるのは事実で、スキルの低い探偵に仕事を依頼すると、無駄に時間が掛かったり、結果的に何の成果も得られなかったりします。

探偵に仕事を依頼する場合、探偵側も
「ウチの尾行成功率は高いです!」
などと、自分のスキルの高さを強調します。

これは仕事を受注するために当然行うセールストークで、ホントに実績があるのかも確かめる術はありません。探偵に必要とされるスキルの中には、聞き込みなどで発揮される“コミュニケーション能力”もあります。仕事依頼のセールストークには、そんなコミュ力を図る機会になるわけです。

探偵の主張する“実績”をどこまで信頼するかは、個人の判断となりますが、仕事を依頼する場合、冷静に探偵のスキルを値踏みする必要があるでしょう。

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