アナタも探偵になれる?
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探偵になる方法!特殊性や必要な資格はあるの?

探偵になる方法!特殊性や必要な資格はあるの?

物語で知るような探偵と現実の探偵業は大きく違いますが、資格など必要ないため実際には誰でもなれてしまう職業です。いきなり個人事務所を持つことさえ可能ですが、ノウハウも何も知らないのであれば、初めは就職がおすすめです。

探偵になりたい!どうすればいい?

探偵と言えば、子供の頃はアニメや小説を読んで警察が手におえないような怪事件を、論理的な推理で華麗に解決するというイメージを持っていた方も多いでしょう。しかし成長するに従い、就職するような歳になれば、江戸川コナンや金田一耕助のような探偵は実在しない事に気づきます。

そして世間一般のイメージとして探偵は、浮気調査などで調査対象者を尾行したり、個人情報を調べたりと、どちらかといえばダークな印象があるわけです。それでも子供の頃に刷り込まれた“名探偵”に憧れたり、隠された真実を暴くという仕事にカッコ良さを感じたりで、探偵を目指す人も少なくありません。

そんな探偵という職業に就く方法。実は、それほど難しくはありません。近年は<探偵業法>という法律が施行され、昔ほど自由に振舞える職業ではなくなりました。しかし届出さえすれば、ほぼ誰でも探偵事務所の看板を上げて、探偵になることは可能です。

探偵になるための具体的な方法はふたつ!

探偵になる具体的な方法は、大きく分けてふたつあります。それは、

  • 探偵事務所に就職する
  • 自分で探偵事務所を開設する

というモノです。

つまり探偵という職種に特殊性はなく、一般的な民間業者に就職したり、自分で起業したりすることが可能なのです。もちろん他の業種と同じで、業界から要求されるスキルやノウハウは探偵独自のモノがあります。そのため、何の経験もない素人が自分で探偵事務所を開いても、右往左往するだけでしょう。探偵業界の経験がないのであれば、まずは既存の探偵事務所に就職するとスムーズです。

普通に就職?コネで入社?探偵事務所に勤める方法

探偵事務所の求人さえ出ていれば、就職先を見つけることは可能です。探偵といっても、特別な能力や資格が必要なわけではありません。またドラマや小説に出てくるような国家機関のエージェントみたいに、スカウトされないと探偵事務所のメンバーにはなれないということもないわけです。

探偵業者も仕事内容が探偵というだけで普通の営利企業ですから、人手が足りなければ一般企業同様に求人活動をします。求人活動としては王道であるハローワークにも求人票は出しますし、求人誌などに求人広告を出している探偵業者も珍しくはありません。探偵になりたいと思ったら、ハローワークに行って求人票を探したり、求人誌を片っ端から入手して、調査員の求人が出ている探偵業者を探せばいいのです。

個人経営の探偵社は身近な伝によるコネ入社も可能?

探偵業者のもとで働く方法として、普通の企業と同じような就活をする他に、
“コネで就職する”
というパターンもあります。

探偵業者といえば、フランチャイズなどの手法で全国展開している大規模探偵社が幅をきかせている一方、個人で細々と営業している探偵社も珍しくはありません。大手の探偵社はハローワークや、求人誌に求人情報を出して新しい調査員を募集しますが、個人経営の探偵社の場合、新人を募集するのに家族や親戚縁者、あるいは友人知人に声をかけて採用するという、いわゆる“コネ入社”で人材を補充する傾向があります。

日々の探偵業務はターゲット次第で稼動することから、朝も夜もありません。正式に求人募集をかけたとしても、応募してくる就職者は未知数でしょう。職業柄もありますが、個人経営の場合とくに自転車操業の可能性もありますから、面接などゆっくりしているヒマなどなく、人が足りなくなった場合、手ごろに身近な伝で新人を採用するケースも出てくるわけです。もちろん要求される能力は、通常の就活で求職者に求めるレベルと変わりはありません。とはいえAV機器がよほど苦手だとか、探偵として致命的な欠陥がない限り、真面目に勤めれば気長に育ててくれるはずです。

探偵業界への就活で有利に働くスキル

探偵業者への就活において、有利なのは

  • 運転免許を持っている
  • 一眼レフカメラなど、AV機器の扱いに慣れている

というモノでしょう。

運転免許証は尾行調査で必須です

運転免許証は探偵業に限った話ではなく、外回りの仕事がある業種であれば、雇用側が求職者に求めるスキルのひとつです。ただ探偵の場合、普通自動車免許のほかに自動二輪の免許を持っていると採用される確率が上がります。自動車の免許は探偵業務でターゲット(調査対象者)を尾行するなど、絶対的に必要です。

さらにターゲットの行動は自動車だけとは限りません。ターゲットがバイクに乗って移動した場合、探偵もやっぱりバイクで尾行します。また尾行は複数の調査員で行うのが通例なので、それぞれ調査員チームの調整役として、小回りの効くバイクは重宝されます。そんなバイクの免許を最初から持っているのであれば、採用される可能性は高いでしょう。

AV機器が得意だと、業務上全般で重宝されます

運転免許のほかに望まれる人材は、AV機器やPCの扱いに慣れていることです。多くの探偵業者が浮気調査で大きな収益を上げています。浮気調査では、ターゲットの浮気の証拠を押さえるのが調査結果を出す上での決め手です。ターゲットと浮気相手が、ホテルに入る瞬間や出てくる場面などを鮮明な画質で、当人と判別できるようにしっかり撮影しなければなりません。

その為には高性能なカメラが必要であると同時に、機材を使いこなせる調査員が必要なわけです。浮気調査の証拠を押さえるためのカメラだけではなく、依頼される仕事によっては盗聴器探しをしたり、逆に合法的に盗聴をしたりと、探偵はおよそAV機器と呼ばれる機械を使いこなすスキルが要求されます。

もちろん報告書の作成や、証拠画像や動画の編集も探偵の仕事ですので、パソコンを使いこなせなければいけません。これらの機器を探偵業者に就職してから初めて扱うのでは、手際の悪さで足手まといになる可能性は大きいです。優秀な探偵になるために、就活する前からパソコンやAV機器の扱いに慣れておきましょう。

自分で起業して探偵になる!

基本的に探偵業を開業するのに、特別な資格は不要です。つまり日本では誰でもいつでも
「今日からオレは探偵だ!」
と宣言すれば探偵になれます。

アメリカ辺りだと探偵事務所を開設して、探偵業を自営するにはライセンス(免許)が必要ですが、日本は探偵業というモノが誕生して以来、探偵業を開業するのは“個人の自由”だったのです。
ところが法整備されていない中であまりに自由過ぎたせいか、詐欺同然の探偵業者や、依頼があれば非合法な盗聴や借金の取立てなど悪事も請け負う“悪徳探偵”が問題になりました。

その結果、2007年に<探偵業法>という法律が施行され、前ほど自由に探偵を始めることはできなくなったのです。とはいえ探偵業を開始するにあたって、探偵業法が決めているのは
“探偵業を始めるのは、地元の公安委員会に届け出をしなければいけない”
ということだけだったりします。

探偵業法を知っておきましょう

もちろん探偵業法は、開業方法だけではなく、探偵の仕事内容に関する色々な規制を定めていますが、起業に関しては届出制になっているだけで、起業希望者に対して特定の資格を必要としていません。
ただ探偵業を始めるにあたって、地元の公安委員会(窓口は警察署)に届出をしたからといって、誰でも起業を認められるわけではなく、

  • 未成年でないこと
  • 破産者でないこと(過去に破産者であっても、復権していればOK)
  • 過去5年以内に探偵業法を違反したり、禁錮以上の刑事罰をうけていないこと
  • 現在、そして過去5年以内に暴力団の構成員ではないこと

という条件をクリアしないと届出は認められません。

しかし届出が受理されるために必要な条件というのは、本人の努力と時間の経過によって、誰でもクリアできるモノです。そういう意味では昔ほど自由ではありませんが、日本では今でも探偵は誰でも起業できる職業だと言えるでしょう。
とはいえ、全く業界経験のない素人が探偵になっても、すぐに廃業に追い込まれることは間違いありません。

どんな業種にも業界で生きていくために必要なスキルがあります。探偵で生計を立てたいのなら、とりあえず実際に営業している探偵事務所に就職し、そこでスキルとノウハウを学んだ後に独立するのがいいでしょう。

まとめ~探偵になることは難しくない!~

探偵になることは、それほど難しくはありません。日本で探偵になる上で、特別な資格や免許は必要ないからです。また探偵というのは世間に山ほどある業種のひとつですから、ハローワークや求人誌の求人情報で、
「調査員募集」
という名目で、普通に求人しています。

だから探偵になりたいと思えば、そうした求人に応募して採用されれば、それで探偵になれるわけです。
人に雇われるのがイヤで、一匹狼の探偵になりたいと思っているのであれば、自分で探偵事務所を開設することも難しくはありません。昔ほど自由ではありませんが、探偵業を起業したいのであれば、基本的には地元の公安委員会へ届出をするだけでOKです。

届出が受理されるには、<探偵業法>に定められた条件をクリアする必要があります。しかしその条件は緩く、成人で破産の経験もなく、ヤクザや前科者でないこと。要は普通の善良な市民であれば、まず大丈夫でしょう。
ただ探偵と名乗ることは簡単でも、探偵業界でちゃんと稼いでいくのは、そう簡単ではありません。

どんな仕事でも同じですが、業界で生きていくには必要なスキルやノウハウがあります。自分で探偵事務所を開きたいと思うのであれば、他の探偵事務所で調査員として働いて経験を積んでから独立しましょう。

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